⑱7月17日(土) 青山野球場
~黒須特大ホームラン炸裂するも青山99に追いつけず~
前週はグラウンド不良で流れた後の青山通りと青山墓地の間に位置するその名も青山野球場で行われた初対戦となる青山99戦は黒須が青山墓地にオーバーフェンスで飛び込む特大ホームランを放ち全員のどぎもを抜き、谷上が力投を見せたが初回の5失点を追いつくことができず5対7での敗戦となった。
1回裏、左翼65m中堅75m右翼70mのコンパクトな外野が災いし青山99の1・2番に連続でフェンスに当たるヒットを打たれる。3番の犠牲フライで1点を先取された後も4・5・6番に3連打、更に8番のファーストゴロが桜町の悪送球となりこの回5点を失ってしまう。
2回表、前の回見事な牽制を見せた助っ人キャッチャ―東郷が右中間にツーベースで反撃開始。ツーアウト後大河原がセンター前へのクリーンヒットで東郷を返して1点を帰す。
2回裏、青山99がワンアウトからサード強襲のヒットの後センターオーバーの当たりを打たれたがセンターの助っ人赤星がフェンスにあたって跳ね返った打球を絶妙のタイミングでつかみサードへの好返球でランナーを刺して無得点。
5回裏、この回の先頭谷上が左中間へのツーベースで出塁すると200本安打まであと2本と迫っている山下がセカンドゴロで谷上を進塁させる。3番芝田がレフトフェンス直撃のあたりで谷上を帰した後、4番黒須のバットが一閃。打球はライナーでレフトフェンスの遥か上空を越えて青山墓地の中に消えていく大ホームラン。
更に6回青山99の3番手を攻めてツーアウト満塁としたところで山下が通算199本目となるサードへの内野安打で5対6と追い上げる。
しかしその裏1点を失い結局5対7で時間切れの敗戦。谷上が2回以降好投し、後半はビッグアプセットペースですすんでいただけに初回の失点が痛い結果に終わった。
~監督談話~
力負けの試合だったが、内容は充実していた。何よりも谷上くんが初回の5失点にめげることなく粘り強いピッチングを見せてくれたのが大きい。黒須の大ホームランはもちろんだが、好投手相手に9安打と打線の調子が上がってきたのは心強い。守備でもダブルプレーあり、大友の再三の好守、赤星の好返球など、いい面が多くでた。ただそれでも勝てなかったのは、今回のようないいチームには少しでも隙を見せてはいけないということだろう。厳しいハードルだが、引き続きチャレンジしていきたい。