(22) 7月23日(土) 麻布運動場
宿命のライバル、南海ハーツとの今季2戦目は、試合前に大規模な地震があるなど何かが起こりそうな予感を漂わせながらプレイボールの声を聞いた。
すると、案の定何かが起きてしまった。初回、ハーツの攻撃はツーアウト2、3塁。ここで5番筒井の打球は右中間へ。好守橋爪が追いついたものの、まさかの落球で2失点。試合前の地震で、ヒザが笑っていたのだろうか。普段の橋爪ならイージーな打球だっただけに、地震をうらみたくなるところだ。
しかし、その裏ビッグアプセットはすぐに反撃を開始。村上、熊野が連続四球で出塁すると、末永が鮮やかなライトへのタイムリーでまず1点。しかし、4、5、6番が凡退し、追いつくまでには至らなかった。
その後お互い点を取り合ったが、ビッグアプセットは6回と7回の満塁の好機に、どうしてもあと1点が取れず、またもや涙を呑んだ。
しかし、守備では楠本を盛り立ててナイスプレーが続出。サード末永、ショート村上、セカンド大友、レフト熊野が、体を張ったファインプレーで再三のピンチをなんとか切り抜けただけに、あと1本出ていれば、勝利を手繰り寄せることができたかもしれない。
楠本は四球も少なくナイスピッチング。惜しくも勝ち投手にはなれなかったが、こういう投球をしていれば早晩勝利を手にすることは確実。次週ゾディアックとのダブルへッダーでは、この日の悔しさをぶつけ、是が非でも連勝といきたい。
試合後は広尾の居酒屋土間土間でハーツのみなさんと楽しく大宴会。今後の両チームの友好とレベルアップを誓い合った。