(33) 11月15日(土) 富士見ヶ丘運動場
~南海ハーツを下してGリーグ優勝決定!~
木々の葉も色づき晩秋の富士見が丘(旧NHKグランド)での宿敵南海ハーツとのGリーグ優勝をかけた一戦。中盤集中打で逆転したビッグアプセットが追いすがる南海ハーツを辛くも日没コールドで振り切り、Gリーグ優勝を飾った。
実は本日、試合開始予定時刻に9人揃わず、本来なら不戦敗となるところ、南海ハーツさんのご好意で辛くも試合開始。
初回、ライトに南海ハーツさんからお一人出していただいた状態で先発谷上は連続フォアボールでピンチを招くがここはなんとか後続を断った。
しかし2回、振り逃げで出た南海ハーツ伊藤さんがワイルドピッチ、内野ゴロで3塁に進み、ファースト後方への不運なヒットで帰って先制されてしまう。
いやなムードがただよう中の4回裏、ビッグアプセットが気持ちを切り替えて一気に反撃に出る。先頭橋本デッドボールの後、芝田が火を吹くようなセンター前ヒットで続き、山下のあたりが相手のミスを誘ってまず同点。1死後、西村のショートゴロも南海ハーツのフィルダースチョイスを誘い逆転!2死後に谷上が左中間への痛烈なツーベースで2者を帰して4対1とした。
陽が落ちて雨も降り出す中、両軍1点づつを追加したものの6回終了時点でついに日没コールドゲーム。5対2でビッグアプセットがGリーグ6勝目を勝ち取り優勝が確定した。
最優秀選手は南海ハーツを4安打2点に抑えたうえ、自ら駄目押しのツーベースを放った谷上。優秀選手はチーム4安打のうち3安打をたたき出した芝田が選出された。
来週は東台で新宿ぶんぶんとのGリーグ最終戦。完全制覇に向けて引き続き気合を入れていきましょう。
~監督代行談話~
人数が揃わず何となく落ち着かない雰囲気で始まった試合、事前の予想通り苦戦を強いられた。だがワンチャンスを活かした攻撃と、2点目以降を与えなかった谷上くんのピッチングが大きかった。
特に4回の攻撃では、日本シリーズの西武ライオンズを彷彿とさせる「点を取りに行く野球」で、打てない時での高い得点力をあげる形ができて、とても頼もしく思った。逆転した後の谷上くんの2点タイムリーが大きかったし、いい勝ち方だったと思う。
今シーズンも残り4試合。最後まで充実した試合をしていこう。