⑬ 6月7日(土) 麻布運動場
Gリーグ前半戦の最後となる南海ハーツ戦は、前週ガンバロウワンデートーナメントがまたも雨で中止となった鬱憤を晴らすかのように隙のない試合運びで8対1の快勝となった。
まず2回、ワンアウト2・3塁の場面で木全が右方向に転がして先制の1点。そして3回、初の1番打者となった橋本が左中間を切り裂くツーベースで出塁すると芝田・山下の3・4番の連続安打と桜町のセカンドゴロ、更に飯田の渋いライト前ヒットで計3点。早くも南海ハーツ先発松尾投手をノックアウト。
続く4回にはまたも芝田・山下が今度は連続ツーベースで2点を追加し試合の流れは完全にビッグアプセットペース。
7回にはとうとう打者一巡の猛攻で4点をゲットし12対1。この回は9番大河原までツーベースを放つおまけつきであったが、この回の途中で時間切れのコールドゲームとなり記録上は8対1の勝利。
この日は芝田・山下の3・4番が大当たり。6回にも連続安打をたたき出し、本日はこの二人だけで7安打7打点4得点の固め打ちであった。
また、5月3日の悪夢のガンバロウ大会以来1ヶ月振りに登板の末永は2週間前に同じ南海ハーツ相手に好投をみせた谷上に負けじと気合の入ったピッチングを展開。4安打1四球失点1の好投をみせた。
末永の気合がバックにも伝わり、この日は随所に好プレーが続出。
ショート橋本は初回、三遊間へのライナーを横っ飛びでダイビングキャッチ。2回には1死2・3塁のピンチでライトへあがったフライでタッチアップした走者を、本日ライトに入った桜町から西村→村上の絶妙の中継プレーで刺し、合宿からの成果を発揮した。
試合後は広尾の土間土間で南海ハーツさんと懇親会を開催。草野球談義に花が咲き、今後もよきライバルとして長いお付き合いをしていくことをあらためて誓い合ったのであった。
梅雨にはいったが次週以降も試合が予定されており、野球のできる幸せを毎週皆で分かちあっていきたい。
~監督談話~
3、4番の打棒爆発、橋本君をはじめとした堅い守備、エースの力投、つなぐ野球…と良いところがたくさん出た。充実の一戦。これからもこういう野球を続けて行きたい。野球って本当に楽しいね。改めて実感しました。