⑨⑩ 3月3日(土) 下高井戸運動場&舎人公園野球場
今週のビッグアプセットは、午前中は下高井戸で宿敵みずほ証券、午後は足立区の舎人公園まで移動して昨年連敗しているブルースと強豪相手に変則ダブルヘッダーを組んだが、1対2、2対8と無念の連敗。開幕6連勝の貯金を6勝4敗にまで減らしてしまった。
第一試合、みずほ証券の山田投手から熊野がいきなりレフトオーバーのスリーベース。これを芝田がライト前タイムリーできっちり返しまず1点。更に桜町もライト前にはじき返して追加点のチャンスであったが、この回はここまで。
2回はレフト前ヒットででた先頭村上が盗塁と内野ゴロで3塁に進むが結局残塁。3回はツーアウト後にフォアボールで出た山下を返すことができず、続く4回にもエラーで出塁の橋本が盗塁と内野ゴロで3塁まで進みながら残塁となかなか追加点が取れない。
一方、みずほ証券は初回、3回と出塁したランナーが盗塁失敗や挟殺プレーでさされる等、4回まで1安打0点の攻撃。
このまま何とか逃げ切るかに見えたビッグアプセットであったが、5回、簡単にツーアウト後を取った後、相手8番をレフト前ヒットで出した直後、レフト山下の頭上を無情にも越えていくホームランを喫してしまいあっけなく逆転されてしまう。
再度勝利に向けて執念を燃やすビッグアプセットであったが、5回にはセンターオーバーのツーベースの熊野を返すことができず、7回はフォアボールで出た西村が果敢に2盗、3盗を決めたが後1本がでず最後は大河原の三振でゲームセット。
午後は場所を舎人公園に移し、メンバーのうち桜町、熊野、さとみんと佐藤肇が入れ替わってのブルース戦。
ブルース相手投手は昨年12月と同様、ビッグアプセットの前に1試合完投してからの余裕の登板。これに初回ビッグアプセットは先頭福原・二番西村が連続してレフトの左を破る攻勢で先制点をゲット。
風邪で体調不良ながら、根性でマウンドに登った先発橋本は、初回ブルース打線を3者凡退に打ち取ったが、2回先頭の4番がライト前ヒットで出た後、内野安打と内野ゴロが連続する間に逆転を許してしまう。
そして3回、エラーとフォアボールでなんとノーヒットで5点を失い1対7と決定的な大差を許してしまう。フォアボールで出たランナーに盗塁を許し、守備の連携ミスも出て大量点につながるという犯してはいけないパターンであった。
おまけにこの回左中間へのフライの際、レフト山下がセンター福原と交錯して左足を負傷し、4回裏からベンチへさがるというアクシデントも発生。
4回からは末永が本日2度目のマウンドに立ち3回を1安打1失点(自責点0)に抑え、打線も5回に佐藤が気迫の盗塁を重ねて1点を返したものの最終的に2対8の敗戦となった。
この日光ったのは前試合につづき西村であった。第一試合ダブルプレーを完成させたのに続き、第二試合では計5個の強烈なあたりをさばき、審判からも賞賛の声を浴びた。
次週はゾディアック戦。大泉でビッグアプセットが連勝した後だけに相当気合を入れてくることが予想されるが、全力で臨んで連敗を食い止めたい。
~監督談話~
<対みずほ戦コメント>
好投手山田君にしてやられた。末永も負けず劣らず好投したが、簡単にツーアウトを取った後の下位打線に落とし穴があるとは・・・。キャッチャーも含め反省です。
一方、打線もあと1点、2点取らなくてはいけなかった。私自身も最終回を含め2度の好機に凡退し責任を感じる。ノーアウトもしくはワンアウトでランナーが3塁か2塁にいる時は三振と内野フライは絶対に避ける、この意識・・・皆もっているだろうけど、どうやって徹底し実践していくかが課題ですね。合宿で想定練習をするとか、罰金制にする、等々の意見が試合後の語らいの場では出ていましたが、何らかの具体策を取った方が良いと思い始めています。 < 対ブルース戦> またもやブルース戦では序盤に大量失点し、好投手を前にやや戦意喪失気味にされてしまった。初回の福ちゃんと西村の2連続ツーベースでかなりの先制パンチと思いきや、ミスで守りがやや崩壊し押しつぶされてしまった。
この試合、西村が再三の好プレーをショートで連発。「ショートは渡さん」とばかりの猛アピール。芝田の三塁守備も益々堅実だしレベルは非常に上がっている。外野にしてもポジション以上のレギュラークラスが揃い、いざ、大会ともなれば起用には相当悩みそうな感じ。しかし、これも監督にとっては嬉しい悩み。大会まではあと2ヶ月ほどだが、皆さんにはそれまでの試合にどんどん参加して、調子をどんどん上げていってもらい、更に更に悩みを大きくしてもらいたいと思っています。