⑲7月24日(土) 夢の島野球場
~脅威の3人連続ホームランで南海ハーツを撃破!~
今季Gリーグ2戦目となる宿敵南海ハーツ戦は初回からの大量点に加えて5回には芝田、鈴木、谷上が3連続ホームランを放つなど打線が大爆発し14対4の快勝となった。
初回、前週200本安打にリーチをかけていた先頭山下がセンターオーバーのあたりで桜町、芝田に続く快挙を達成。すかさず助っ人石井が内野安打で続き、本日は3番に入った打撃好調の末永がレフト前ヒットで山下を帰して先制。ワンアウトから芝田、助っ人鈴木、谷上と連続で出塁し7月に入り俄然のってきた西村が右中間に走者一掃のツーベースとあれよあれよという間に南海ハーツ伊藤投手から7点を奪ってしまった。
3回にも西村、大友、山下、末永の長短打で4点を追加してリードを広げてビッグアプセットのペースを作ると、先発谷上がのびのびと切れのいいカーブで南海ハーツ打線を翻弄。3回にツーアウト1・3塁のピンチではキャッチャ・石井が素晴らしい反射神経でキャッチャ・フライに飛びつき好捕して谷上を盛りたてる。
4回表にはツーアウトから南海ハーツ4番山口選手のセンターオーバーのスリーランで3点を失ったが、その裏ビッグアプセットは先頭芝田がレフト線を破るランニングホームランでまずお返し。次の鈴木のあたりはライトのフェンスを越える連続ホームラン、更に更に7番谷上のあたりもレフトオーバーのランニングホームランとなり昭和60年の阪神タイガースバース、掛布、岡田の伝説の3連続ホームランを彷彿とさせる3人連続ホームランの快挙となった。
5回は谷上に代わってマウンドに西村が登り1点をとられたもののきっちりと中継ぎの役目を果たし、更に6回は石井が3人目としてマウンドに立ち猛暑の中でマスクをかぶった疲れを全く見せない気合いの入った投球でぴしゃりと抑える。
その裏、ビッグアプセットは鈴木が2打席連続となる今季3本目のホームラン、そして西村もホームランダービーに加わる今季2本目となるホームランをかっ飛ばし、この回で時間切れとなったものの見事勝利をおさめた。
MVPには初回の200本安打をはじめとする4安打を放った山下、優秀選手にはホームラン2本の鈴木が選ばれた。
~監督談話~
16安打の猛攻は貧打に悩んだ今シーズン、何よりの収穫だ。気温の上昇とともにみんな振れてきて、心強い限り。投手陣も安定しているし、ようやく追撃体制が整ってきた。例によって夏は人繰りに苦労するけど、これを乗り切れば一気に5割にむけてスパートしよう!