(33) 12月19日(土) 光が丘公園野球場
~投打が噛み合いCHAOSに快勝~
2009年も押し詰まる中、勝率5割へ賭けての10月に引き分けたCHAOSとの9回戦は末永、谷上のリレーが2安打1失点に抑え5対1での快勝となった。
初回、熾烈な首位打者争いを繰り広げる黒田、橋本がヒットを意識しすぎたのかいずれも凡退に終る一方、先発末永は1回2回ときれいに3人で片付ける上々の出だし。
3回表、フォアボールで出た先頭大友がボークで進塁。末永、黒田も四球を選び満塁のチャンスで山下が火の出るようなセンター前タイムリーで貴重な先制点。
更に本日からユニフォームが完成した4番黒須のレフトへの犠牲フライで黒田が、5番谷上のタイムリーで山下が帰り、ビッグアプセット3点を先取。
その裏、CHAOSは先頭がサード芝田のエラーで出塁するも末永が後続を3者連続三振に切って取る圧巻のピッチング。
4回裏、CHAOSが四死球でツーアウト2・3塁の場面でレフト前ヒットでサードランナーの生還を許したものの、セカンドランナーは山下の好返球でホームタッチアウト。最少失点になんとか抑える。
追加点の欲しいビッグアプセットは5回にツーアウト2塁、6回はツーアウト満塁、7回にもツーアウト1・2塁と攻め立てるもののあと1本がなかなかでない。
他方守備においては6回ワンアウト3塁でレフトへあがったフライで山下→橋本が完璧は返球でタッチアップのランナーを刺し、7回にはショート右へのライナーをまたもや橋本が横っ飛びで好捕する超ファインプレーを見せる。
8回からは谷上がマウンドにあがり2回を1安打に抑えまずまずの復活振りを見せると打線が土壇場9回に谷上を援護。4四死球をしぶとく選びとり2点を追加して5対1での勝利となった。
これで今シーズン14勝16敗と5割まであと2つとなった。
次週は文字通り最終戦。有終の美を飾るべく最後まで気を抜かずに行きたい。
~監督談話~
相手は若くていいチーム。油断できない試合だったが、投手を中心にした守備力の勝利だった。特に末永のピッチングは安定感抜群で、変化球のキレがよく崩れる気配がない素晴らしいものだった。9イニング完投も可能だったかもしれないが敢えて継投でつないだ谷上くんも、まだ手探りの感じはあるもののさすがのピッチング。また二度の山下・橋本の中継バックホームをはじめ、守備陣が安定しており、それが最大の勝因だ。
一方、打線は今シーズンを象徴するような貧打が解消されていない。相手のピッチャーもよかったが、9イニングで3安打は寂しい。個人個人のレベルアップももちろん、もっと工夫した打撃も必要かもしれない。ナイスゲームだったが、来年の大会までに色々話し合ってこの辺を改善していこう。