⑭7月10日(土) 私学事業団グラウンド
設備の整った私学事業団運動場で行われた今季第14戦は、ここ最近の充実ぶりが嘘のような完敗で、ついに借金生活に逆戻りとなってしまった。
しかし、3回まではビッグアプセットも互角の戦いをしていた。特に最大の収穫だったのが、今季初登板初先発の桜町。左腕から繰り出す重いストレートは、意外にコントロールもよく、安定したピッチングを見せる。初回いきなりアンラッキーな3連打で一気に崩れてもおかしくなかったが、その後の3人をピシャリと封じ込め1失点でしのぐと、2回は見事に三者凡退にしとめる。3回にいきなり6四球と乱れたが、これは気合が入りすぎて試合前に70球も投球練習したため疲れがきたから。次回は試合前の練習をセーブすれば完投もいけそうだ。
打撃でも前回驚異の逆転満塁弾を放った4番芝田が、3回に逆風を突いてライトオーバーの三塁打をかっ飛ばすなど2安打2打点と好調をキープ。ところが、さあここからと思った4回に、落とし穴が待っていた。
2番手村上が大誤算。エラーの不運もあったが、1死もとれぬまま降板。やはり暑さと管理職での激務が原因か。その後は楠本がリリーフでしのいだが、あまりにも重い8失点だった。
しかし、これほど完膚なきまでにやられたことが、逆に開き直りの要因にもなる。来週の40ショルダー戦は、圧倒的勝利を目指そうと、試合後のロイホで誓い合った。
勝利のカギはやはり、いかに守備の時間を少なくして、攻撃に専念できるかと、勝利への執念を最後まで持ち続けられるか。今回は最後に久々出場の大河原が今季初安打で意地を見せたが、各自がそういう気持ちを持つことができれば、自慢の強力打線も必ずや爆発するだろう。
来週は絶対に圧勝するぞ~!!!
※個人打率は通算成績ですが、チーム打率はその試合の打率です