(31)11月5日(土) 舎人公園野球場
~投手陣壊滅で南海ハーツに大敗~
宿敵南海ハーツ相手のGリーグ後半戦の第2戦は谷上が肩痛を訴え、2回から西村、桜町、村上が次々にマウンドにあがったが南海ハーツ打線に相次いでつかまり大敗を喫することとなった。
初回、ワンアウトから助っ人赤星がライトオーバーで出塁、芝田もファオボールでチャンスメークするも無得点。その裏、先頭渡辺さんのセンターへの大飛球を田中が背走し好捕するも2番綿貫さん、3番松尾さん、4番山平さんに3連続ヒットを許し2死後伊東さん、山口さんにも打たれ4点を先制される。
ここまでで肩痛の谷上が降板し2回、前週の登板で防御率が点灯した西村が2番手のマウンドに登るが南海ハーツ打線を意識しすぎたかストライクが思うように入らず3番手の桜町に交替。桜町も力投するもこの回計6点を奪われ0対10の劣勢。
それでもGリーグのチャンピオンフラッグをかけてビッグアプセットは必死に反撃、3回フォアボールの田中を2塁に置いて芝田が渾身のライトオーバースリーベースで1点を返す。
しかし反撃もむなしく3回に南海ハーツが再び桜町を攻め4本のヒットと2つの四死球で3点を追加。
5回には村上が4人目のマウンドに登り芝田がマスクをかぶるが南海ハーツ容赦なく村上を打ちくずし7点を奪い取られてしまう。
時間切れで最終回となった6回、ようやく疲れの見えた松尾投手から桜町、谷上、西村、橋爪、田中、芝田、黒須、桜町がつるべうちを見せて7点をあげ、数字のうえでは8対20としたが時すでに遅しの完敗。
南海ハーツの最優秀選手は松尾さん、優秀選手は伊東さん、ビッグアプセットの優秀選手は芝田が選出された。
~監督談話~
谷上くんの肩痛で西村・櫻町・村上の継投とせざるを得ず、守りのリズムも悪くなって大量失点につながる典型的な試合だった。敢えて冷静に反省すると、草野球でやっている以上こういう事態は場合によってはあるわけで、やはり『できるだけ多くの人がピッチャーをできるようにする』というチーム設計を今一度考える必要があると思う。そのためには、今日投げた3人以外もぼくを含め、1~2イニングであれば最低限のピッチングができるように普段から心がけるようにしたい。
一方、打線のほうは最終回に大量点を取り返し少しだけ溜飲を下げたが、もっと序盤で攻勢をかけたかった。こういう試合展開でも雑にならずにきちんと点を返していくという形をつくるべきだと思う。メンタル面でも常にリセットしてプレーに臨めるようにしたい。