⑭ 5月29日(日) 清瀬運動場
整備の行き届いた素晴らしい清瀬運動場で行われた今季第14戦は、初回に守備が崩壊してまさかの6失点。中盤打線が奮起して盛り返したものの、強豪フェニックスの安定した野球に力及ばず、今季成績は8勝6敗となった。
すべては初回の守りに尽きた。ここのところ絶好調の楠本にすべてを託したビッグアプセットだったが、連続四球のあと、楠本自ら失策を犯し、さらにサード末永が痛恨の3失策で傷口を一気に広げてしまう。結局この回、わずか2安打で、6失点。2、4回にも失点し、4回までに10失点と前戦と同じ最悪の展開に。
ただし、今年はビハインドでも決してあきらめないのが成長した証だ。まず4回、桜町が苦手のカーブをライトオーバーへ特大のスリーベースでチャンスメークすると、久々参戦のローヤー窪田が鮮やかなセンター前タイムリーでまず1点。窪田はこの日3安打の猛打賞という派手な活躍で、さすが普段の辛口コメントも認めざるを得ないパフォーマンスを見せてくれた。
しかし、この日窪田以上に目立ったのが末永だった。守備では計5失策と目も当てられないザルぶりを露呈してしまったが、打撃では5回の満塁の好機に、ライトへ起死回生のグランドスラム!7回にもセンターオーバーのタイムリーツーベースと1人で5打点を挙げる大当たり。これで守備を無難にこなせば間違いなく勝利だったが、次回からサードに入るときは、「確実にうまくなっているはず」(本人談)という大ボラをもう一度信じてあげましょう!
楠本も守備に足を引っ張られての不運な登板だったが、7回164球の熱投を見せてくれた。次こそは守備で盛り立てましょう。
試合後は焼肉店に直行。5万円近くも食べまくり飲みまくり、反省もちょっとだけして、次週の試合の勝利を誓い合った。
次勝つしかないっしょ。
※個人打率は通算成績ですが、チーム打率はその試合の打率です