⑨5月1日(土) 東京健保組合大宮運動場
~ガンバロウ大会、無念の初戦敗退~
今回でワンデートーナメントを含め通算13回目となるガンバロウ大会。
前週合宿で盛り上がった勢いで満を持して臨んだビッグアプセットであったが、気まぐれな勝利の女神がちょっとよそ見をしたのかCTC相手に散発6安打の0対6とまさかの初戦敗退となる結果に終わった。
快晴の聖地大宮健保グラウンドにゴールデンウィーク初日、主砲黒須こそ欠席であったが、黒田、山下、橋本、桜町、芝田、窪田、谷上、村上、西村、末永、冨永、福原、大友、大河原と総勢14名のコアメンバーが勢ぞろいして午前11時に試合開始。
勝てばその日のうちに2回戦が行われるこの試合、マウンドには末永が登る。
初回、先頭打者のファーストゴロを緊張のせいか桜町がいきなりそらしてしまう。2番にも三遊間を破られピンチを迎えるがワンアウト後のサードゴロを芝田が逆シングルで捕球するやバックホーム。これが村上のミットにしっかりとおさまり無得点。
2回、またもや先頭バッターをライト前ヒットで出しピンチとなるがここ末永が踏ん張り無得点に抑える。
しかし3回ワンアウトからフォアボールでランナーが出るとビッグアプセットらしくないプレーがこの回続出してしまう。3番のファースト前への小フライを桜町がとりそこねボールがファールグラウンドに転々としエラーで2・3塁かと思われたが、実は桜町は全くボールに触れておらずこれは単なるファール。西村のアピールで判定が覆り一安心かと思われたが、結局この打者はサードエラーで生かしてしまい、先制点がCTCに入る。更に4番のサードゴロではセカンドへの送球がベースからそれ(記録はフィルダースチョイス)、5番もサード強襲の内野安打でワンアウト満塁。6番のセカンドゴロを西村が冷静にバックホームしツーアウトまでこぎつけたが、7番のこれも痛烈なセカンドゴロでファーストへの送球の一瞬の間に相手セカンドランナーが一気にホームを駆け抜けてしまい2点を追加され0対3。
なんとか反撃したいビッグアプセットであったが1回から3回までは村上の左中間ヒットの1安打のみで糸口がつかめない。
4回にも2つのエラーで追加点を奪われ0対4となるがその裏、先頭の山下がセンター前ヒットでクリーンアップを迎える絶好のチャンス。しかし橋本、桜町が相次いで倒れ芝田が左中間安打で村上をサードに進めるが6番窪田があえなく三振に倒れて依然無得点。
5回、ノーアウト2塁の場面でセカンド西村への低いあたりのライナーを西村が好捕しセカンドへ転送しダブルプレーをもぎとる。西村の捕球時点でグローブが地面についていたかどうかで判定が一瞬中断したが結局アウトとなりまだまだ試合のゆくえはわからない。
5回裏、先頭谷上がセンター前にはじき返してワンアウト後に西村が四球で歩きチャンスを広げるが代打福原は粘ったもののライトフライ。頼みの黒田もサードゴロに倒れこの回もチャンスをものにできない。
背水の陣となったビッグアプセットは6回、相手打線が三巡目に入るところで橋本がリリーフ。
そして6回裏またも先頭の山下がライト前ヒットで望みをつなぐが3・4・5番が続くことができず無得点。
7回表、橋本が3安打でダメ押しの2点を失い最終回、6回から村上にかわりマスクをかぶる冨永が執念のライト前ヒットで出るが最後は代打大河原がピッチャーゴロに倒れ春の大会はあっけなく終了してしまったのであった。
試合後、大宮あじたろうで恒例の残念会を早々と開催し次週からの奮起を誓って解散となった。
~監督談話~
四球を出さずエラーをしない相手に勝つにはどうすればいいか、多くの課題を残した試合だった。打線がもう少し打てれば、特に一巡目にもう少し打ちたかったが、それでもこういう相手に走者をためて得点をとるにはどうすべきか、皆でよく考えたい。また気持ちを新たに夏の大会目指してがんばろう。
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