(35) 12月6日(土) 神宮外苑軟式野球場
~BABIGULINGを降し今期23勝目!~
色づいた銀杏並木が美しい神宮外苑けやき球場で久々対戦のBABIGULINGを相手の一戦は、谷上の投打に渡る活躍と助っ人2名の力もあって6対1の勝利となった。
初回、先頭西村がフォアボールで出塁の後2盗、3盗を決め、3盗時の相手エラーであっさりとホームを踏んでまず先制。本日2番抜擢の大河原は期待に応えることができず三振を繰り返したものの、来月の挙式を控え公私とも絶好調の3番の福原の内野安打から4連打で2点を追加し早くも3点を先取。
先発谷上は1回裏の立ち上がりこそ荒れた人工芝に足をとられた福原の頭上を越してしまった不運なツーベースで1点を失ったもののその後はBABIGULING打線を散発6安打に押さえ全く危なげない投球を披露。これにバックも応え2回にはレフトオーバーのあたりを山下が絶妙の好返球でバッターランナーをサードで刺し、3回にはみずほ証券からの助っ人捕手東郷が自慢の強肩で二盗を制止。
追加点が欲しい6回にはもう一人の助っ人森井が本日3安打目となる左中間へのツーベースを放つと続く芝田のあたりをセンターが落球する間に一気にホームへ帰り貴重な1点を追加。
そして最終7回には谷上から、かなたの神宮球場まで届けとのばかりのホームランが飛び出し6対1で勝利。これで谷上はホームランで単独トップに躍り出たうえ、現在最多勝の末永に1勝差となる7勝目をマーク。助っ人の東郷・森井も含めてアラウンドトゥエンティーパワーが炸裂した1日となった。
また当日、南海ハーツさんのご手配によりGリーグの納会が新宿番屋で開催され各チームから代表者が集い和気藹々と野球談義に花が咲いた。ビッグアプセットからは芝田、山下、桜町、大友、大河原が参加した中で成績が発表され、もちろんビッグアプセットが堂々の優勝。以下、南海ハーツ、あしたば、コマンドZ、新宿ぶんぶんの順位であった。MVP(試合毎の最優秀選手10点、優秀選手10点で集計)は20点が4人の接戦であったが、最優秀の回数トップの南海ハーツ松尾選手が規定によりゲット。ビッグアプセットの山下、谷上、芝田は仲良く最優秀1回、優秀2回ずつで2位を分け合い、ビッグアプセットの層の厚さを証明する形となった。この場で、現在、南海ハーツさんのホームページの中のコンテンツとなっているGリーグのページを独立させるご提案があり、リーグ戦での首位打者等も集計してはどうかとの話も盛り上がった。更に前からの懸案である優勝チーム持ち回りのトロフィー作成も異議なく了解され、ビッグアプセットのトロフィー担当桜町が調達する方向となった。
次週は今期最終戦とチームの納会となる。優秀の美を飾って1年を締めくくりたい。
~監督代行談話~
何といっても谷上くんの投打に渡る活躍が大きかったが、それ以外でも総合力で隙のない試合ができた。2回のレフトオーバーの打球を山下-西村の中継で刺したシーンなど、試合の流れを相手に渡さない効果があり、ああしたひとつひとつのプレーが大きいことを改めて認識したいと思う。
相手の変化球にさんざん苦戦しながらも終わってみれば大差で勝った試合というのは、実は振り返ってみれば細かいミスなく守れたこと、小さいチャンスを大きく活かせたことが重要だった、と後からわかるもので、それを改めて痛感した試合だった。
来週はいよいよ今季最終戦。充実した試合にしたいと思います。