(32)11月6日(土) 世田谷公園野球場
~宿敵南海ハーツとのGリーグ戦を制す~
11月に入り木々の葉も色づく中、南海ハーツとの一戦は追いつ追われつの打撃戦となったが先制したビッグアプセットは終始リードを保ち9対6で勝利した。
1回表、ビッグアプセットは南海ハーツ松尾投手から黒田、山下が連続フォアボールを選び3番橋本がライト前ヒットで満塁としたところで4番黒須の満を持した一打がセンターオーバーの走者一掃ツーべースとなり3点を先取。
ところがその裏、南海ハーツ先頭高松選手のセカンド後方へのフライがポテンヒットとなったのを皮切りに守備陣が乱れてあっさりと3点を献上してしまい3対3の同点。
2回表ビッグアプセットは先頭西村がフォアボールで出るとこれまた南海ハーツの守備の乱れに乗じて2点をあげて再びリード。
しかし2度目のリードもつかの間、2回裏南海ハーツも谷上に襲いかかり3安打で2点をあげて5対5に追いつく。
3回表、ビッグアプセットが1アウト2・3塁の場面で西村が右へ転がして1点をあげて三度リード。
4回は表裏両軍仲良く1点づつあげて7対6。
5回ビッグアプセットは芝田のヒットと西村のフォアボールでツーアウト2・3塁としたところで大河原がライト前へのヒット。前進守備の南海ハーツライト宮本選手がライトゴロを狙ってファーストに送球したところ、カバーに入った松尾投手と大河原が交錯してしまい松尾投手が負傷し退くというアクシデント。しかしこれでビッグアプセットが2点を追加し、5回裏は末永がリリーフにあがりそのまま逃げ切った。
MVPには3安打の橋本。優秀選手には大河原が選ばれた。
~監督談話~
初回から激しい点の取り合いになったが気合で突き放したナイスゲーム。上位打線が大当たりで大量点につながったが、試合展開の中では大河原の体を張ったタイムリーがタイミングといい、相手へのダメージといい決定的だった。谷上くんは立ち上がりこそ守備の乱れもあり乗りきれなかったが、安定感あるピッチングで徐々に本来の姿に近づいてきている。シーズンもついに大詰め、最後まで盛り上がっていこう。