(26)9月17日(土) 大宮健保グラウンド
~敗者復活だ!ガンバロウ大会一回戦突破!~
9月に入ったがビッグアプセットの熱い夏はまだ終わらない。
敗者復活枠でのガンバロウ大会1回戦を見事勝ちぬき2回戦にコマを進めた。
村上の休日出勤、ビーグルスのパテント杯とのバッティングでビッグアプセットはキャッチャ―に石井、田中のチームメイトの谷戸さんを助っ人に招聘し、石井―谷戸のバッテリーで必勝を期す。
ビッグアプセットの苦手な朝9時の試合、おまけに試合開始の20分前ににわか雨と少し嫌な雰囲気が漂う。
しかし、初回その雰囲気は一気に吹き払われた。まずは先頭、切り込み隊長田中がデッドボールで出塁するとすかさずニ盗。2番石井のショートゴロが悪送球となる間に一気にホームインして先制点。更に3番山下もショートへの内野ゴロで続き4番黒須が貫録のライトオーバースリーベースであっと言う間に3点をゲット。これで度肝を抜かれたか大泉BigRedsが桜町、芝田、西村に四球を与えて初回に4点を先制。
その裏、大泉BigRedsも先頭打者がつまりながらもレフト前ヒット、ワンアウト後に3番が三遊間を破り更にフォアボールで1死満塁。次打者がサードゴロで絶好のホームゲッツーと思われたが、なんと打球は芝田の「アッ!」の一声とともに芝田のグローブをはじいてレフトへ転々。2点を返されてしまう。
しかし、この日のビッグアプセットは集中力が違う。2回、またも先頭田中がライト前に上手く運び、ボークとワイルドピッチでサードへ楽々すすんだところへ山下がこれも見事に一二塁間を破るライト前ヒットで田中を返して追加点。
4回にも三度先頭打者の田中がフォアボールで出塁すると石井の送りバント、山下のセカンドゴロでサードへ進んだ後、ワイルドピッチでホームイン。ノーヒットで貴重な追加点をあげる活躍を見せた。
更に5回、今度は先頭の桜町が振り逃げで出ると芝田がライト前にきれいに持っていきスタートを切っていた桜町はサードまで進むエンドランになる。
そして芝田、桜町のディレードスティールが見事に成功しだめ押しとなる7点目をあげた。
先発石井は最終回降り逃げとエラーの後の1安打で2点を許したものの終始安定した投球で12三振を奪い7対4での勝利となった。
芝田監督の「試合中は野球に集中」「漫然と打たずに考えて攻める」を実践したビッグアプセットは5安打で7点をあげる効率的な攻め。5安打のうち山下のショート内野安打を除く4本は全てライトを狙ったものであり、田中の機敏な走塁、石井の絶妙の送りバントとチーム全員が工夫した結果が結実したと言える。
次は24日に同じく9時から2回戦、そしてこれに勝てば同じ日の13時から3回戦となる。今日の勝利の要因を振り返り着実に来週も勝ちにいきたい。
~監督談話~
敗者復活からの上位進出をめざすビッグアプセットにふさわしい快勝!芝田のエラーを除けばほぼ完璧な試合だった。石井さんの安定感あるピッチングは相変わらずだし、試合展開としては初回の黒須の長打で一気に優位にたて、中押しの後最後にダメ押しのディレードスチールと、理想的展開だった。中でも攻撃面では3得点の田中さんの働きが秀逸で、MVPは最後まで石井さんと悩んだ活躍、得点に常に絡んだ山下のバッティングも光った。
来週は勝てばダブルの正念場。ここを勝ち進んで目指せ決勝!