⑨ 5月2日(土) 東京健保組合大宮運動場
~ガンバロウ大会に連勝し3回戦へ~
五月晴れのもと今年も大宮健保グランドでガンバロウ大会がついに開幕。ビッグアプセットは前々週の合宿の成果を遺憾なく発揮。今年の不調がまるでうそのように全員野球で2連勝し3回戦に堂々駒を進めた。
<1回戦:青壱SPLASH戦>
ビッグアプセットのマウンドにはいまやチームの大黒柱となった谷上。初回、先頭打者を不運なレフト前へのポテンヒットで出したが、次打者のセカンドゴロを西村→橋本で難なく封殺。続く3・4番もピッチャーフライ、三振にしとめてまずは好調な立ち上がり。
その裏、3月・4月で1試合あたり平均2点の貧打がつづいていた打線がとうとう爆発した。ワンアウト後西村が幸運な内野安打で出ると続く橋本がフォアボールを選び、ここで4番桜町が新兵器の極太バットでタイムリーツーベース。更に山下もタイムリーでつづき更に芝田がセンターオーバーのスリーベース。先制の4点を谷上にプレゼントした。
2回表、またも先頭打者を出したものの次打者のセカンドゴロを初回と同様西村、橋本の二遊間コンビで封殺しつけいるすきを与えない。この後も1安打を許したが結局、堅い守備が功を奏して無得点におさえ、合宿の成果が早くも実った感がある。
4回表にはツーアウト1・3塁の場面で村上が盗塁を見事に刺してピンチを脱したところで、その裏ビッグアプセットに待望の追加点が入る。村上のサードゴロが相手の悪送球を誘い、次の大友がインターフェアでチャンスを広げる。ここで谷上、黒田が連続のタイムリーを放ち2点を追加し6対0となった。
5回の表、ファースト桜町が打球をファンブルして出たランナーを村上のニ盗悪送球とワイルドピッチで帰してしまうが、谷上はここまで4安打1失点(自責点0)無四球の完璧なピッチングで押さえ6回から橋本にリレー。橋本も6回・7回を1安打無失点に封じ込め、見事初戦を突破した。
~監督談話~
終始優位に進められた試合だったが、力の差がある相手ではなかった。特に相手先発は速球・変化球がいい好投手で、接戦にもつれこんでいればどうなったか分からなかった。その意味で、初回の先制攻撃は見事に効果的だった。それも今期調子がまだ上がらない櫻町、山下、芝田で先制できたことで全員野球の雰囲気が盛り上がったと思う。みんな動きもよく、大会前の不安を見事に払拭してくれた試合だった。