(27) 10月11日(土) 光が丘公園野球場
~天も味方しあしたばを破りチーム通算100勝、100本塁打で花を添える!~
前夜からの雨で実施が危ぶまれたGリーグ後半の開幕戦。午後3時の試合開始が幸いし、光が丘球場には当初予定メンバーに加えてサンスポ大会中止でビッグアプセットにまわった橋本が集まった。実は今回、苦しい台所事情で芝田・桜町のリレーで乗り切ろうとの悲壮な覚悟で臨んだ試合であったが、橋本の参加で一機に皆盛り上がる。
しかし、相手のあしたばもGリーグ後半戦を2連勝中と打倒ビッグアプセットに燃えていどんできた。まず初回、先頭打者のデッドボールを機に1点を奪われるがその後相手のダブルスチールをみずほ証券からの助っ人捕手三輪が刺して、ピンチをしのぐ。
3回にも相手上位打線に2点を許すがここでも橋本がふんばり牽制球で相手を刺してふんばった。
そして3回裏、大河原、芝田、橋本が連続フォアボールで満塁のチャンスに福原が値千金の左中間ツーベースでまず2点。更に橋爪フォアボール、山下ライト前ヒットで逆転した後桜町にもヒットが出てこの打者一巡の6点をあげて6対3とした。
これでビッグアプセットのペースになったかに見えたが5回の表、あしたば打線が橋本にくらいついてくる。基本に忠実なセンター返しでこの回4安打を集めて3点を返し、なんと試合を6対6の振り出しに戻してしまった。
秋の陽が西に傾き、攻撃時間次第ではこの回までという6回裏、劇的な場面が待っていた。先頭の山下のバットが一閃すると打球はレフト後方の土手を越えていく見事なチーム通算100号となる勝ち越しホームラン!これに勢いづいたビッグアプセットはワンアウトから桜町四球、三輪が遊撃内野安打とチャンスを広げ、大友がインターフェアで満塁とし、相手捕手がかわったところへ大河原、芝田が駄目押しの連続安打で追加点を奪う。そして最後にとどめの一発。橋本が渾身の力で降りぬいた打球がレフトへの満塁ホームランとなった。さしものあしたばピッチャーもがっくりとくずれ落ちたところで審判が時間切れでの試合終了を宣言し、ビッグアプセットの通算チーム100勝となったのであった。
終わってみれば13対6であったが、先行され一度は逆転したもののまた追いつかれた末に振り放すという波乱の展開であり、勝利の喜びも一塩のものがあった。
試合後は光が丘で助っ人の三輪、山田も加わって100勝を祝う宴が開かれた。次週のGリーグコマンドZ戦も引き続き苦しいメンバー繰り展開が予想されるが、この勢いでGリーグそして25日のワンデートーナメントも乗り
切っていきたい。
~監督代行談話~
前半戦は押されっぱなしでどうなることかと思ったが、福ちゃんのツーベースで一気にムードが変わった。さらに最終回の山下の通算100号と橋本くんのグランドスラムはみとれるばかりの大アーチ、チーム通算100勝を監督代行で迎えることができてとても幸せです。
冷静に振り返ってみれば、自分を含め細かいミスはあったものの、ピンチでそれなりによく守った。ホームでの走者アウトが最低2回はあったし、必要以上の点を与えなかったことが逆転につながった。守りでも粘りが必要、ということがよく分かった試合だった。
Gリーグ後半戦も全勝目指してがんばろう!