⑳ 8月15日(土) 調布関東村グラウンド
~灼熱の中、橋本の熱投と集中打で圧勝!~
ビッグアプセットにとって3週間ぶりとなった試合は、灼熱の太陽の下、調布関東村でのコマンドゼットとのGリーグとなったが、谷上・橋本の好投と打線の集中打で15対0と圧勝をおさめた。
この日マウンドには、肩を痛めて約2ヶ月ぶりの登板となる谷上。まだ肩の違和感が完全になくなっておらず、様子をみながらの試運転だったが、何と2回を2三振含むパーフェクトピッチングで抑え、さすがの風格をみせた。また3回から救援にあがった橋本は、最初から両コーナーにビシっと決まるストレートに鋭くブレーキのかかったスライダーで、5回を2安打、何と8三振を奪う熱投をみせた。
打線のほうも暑さをものともしない猛攻をみせる。まず2回に桜町がエラーで出ると、2度目の助っ人出場の渡辺さんが左中間に見事な二塁打、さらに芝田も右中間へのツーベースで2点。この後も相手のエラーなどで5点を先制、試合を有利に進める。また3回には大友の2点タイムリーなどで3点、4回には山下・橋本・桜町の3連打、芝田のタイムリーなど集中打で6点をあげる猛攻を見せ、結局ビッグアプセットは12安打15と打線が爆発し、大差での勝利によりGリーグ優勝争いに踏みとどまった。
最優秀選手には熱投で相手を寄せ付けなかった橋本、優秀選手には特大のレフトオーバーツーベースを含む2安打の山下が選ばれた。またこの日は山下、桜町、渡辺、芝田の4人がマルチヒットを記録、大友も4打点と大活躍、長く不振の続いた桜町・芝田も打率をついに2割台に乗せ、秋のガンバロウ大会を目前にチームの士気は大いに盛り上がった。
~監督談話~
橋本くんのピッチングはこの暑さの中見事だった。また谷上くんも試運転段階とはいえさすがの落ち着いたマウンドさばきを見せてくれた。大量点にもかかわらず、ピッチング・守備の守りが安定しており、集中力をきらずに充実した試合にできた。打線もようやく勢いがついてきたし、大会に向けて盛り上げて行きたい。大会は当初メンバーが揃わず苦労が予想されるが、なんとか皆が揃うまで凌いでいこう。