（３３）１１月２６日（土） 舎人公園野球場
～大乱戦の末、ＡＺＡＬＥＡＳに逆転勝ち～
ここ３試合３連敗しかも全て二桁失点と調子に乗れないビッグアプセット、雨もはさんで１０月８日以来勝ち星から遠ざかっていたが、今週は舎人公園で初対決となるＡＺＡＬＥＡＳを０対１０のビハインドから逆転する大技で今季勝ち越しを決めた。
ここもと総崩れの投手陣に喝を入れるべく今週は監督芝田が今季初先発のマウンドに立つ。しかし初回２本の被安打と６つのフォアボール、更にエラーもからんで４点を失う。
２回にも３安打、２四球、おまけにエラー３つで６失点で０対１０。
今週もこのままずるずる行くのかと思われたがビッグアプセットの底力がここから炸裂。２回裏、西村、村上が連続四死球、大友がお得意のインターフェアで満塁としたところで登場した芝田の一撃が左中間を見事に切り裂く！
西村、村上が相次いでホームイン。大友も三塁をまわったところで勢い余って転倒したが再び立ち上がりホームイン。芝田もすぐ後ろからホームを踏んで満塁ホームラン！更に谷上がフォアボール、石井がライト前ヒット、桜町もフォアボールで再び満塁としたところで西村がレフト前に２点タイムリーを叩き出し６対１０。
試合の流れがビッグアプセットに一挙に傾いたところで２番手のマウンドに石井が登り、ＡＺＡＬＥＡＳ打線を完璧に封じ込める。
そして３回裏、大友、芝田、谷上が３連続フォアボールでノーアウト満塁のチャンスに助っ人で愛知東邦高校で甲子園に出場経験のある箕輪くんのサードゴロがフィルダースチョイスとなり７対１０。ワンアウトのあと５番山下から９番芝田まで５者連続の四死球でこの回６点で逆転。
陽が完全に落ちてナイターとなった４回裏にも８つの四死球と桜町の内野安打で７点を追加し終わってみれば１９対１０の勝利。
これで今シーズン２試合を残して１８勝１４敗１引き分けと勝ち越しを決める貴重な１勝となった。
※大河原は本日試合前のキャッチボールでボールを取り損ねて負傷し欠場でした。
大変ご迷惑をおかけしました。_(._.)_
～監督談話～
大逆転勝利で３年ぶりシーズン勝ち越し決定！
満を持して数年ぶりの先発に臨んだものの、エラーと四球の悪循環という典型的負け試合の展開。後半は相手の自滅の部分もあったが、大逆転での勝利という結果が大きい。特に満塁ホームランの後、ツーアウトになってからの西村のタイムリーで一気に逆転が見えてきた点で、あの一打が大きかった。そこから後の展開はあの時点で決まったといえる。色々あった今シーズンもいよいよあと２試合。来週は伝統の一戦、いまや千代田区一部の強豪にのしあがったみずほ証券、気合を入れて臨みたい。