20080823

(24) 8月23日(土) 東京健保組合大宮運動場

~雨の中、全員野球のコールド勝ちで春の雪辱!~

小雨の中のガンバロウ秋の大会初戦、BIGUPSETは集中打でヨシナガにサヨナラコールド勝ちの快勝を治め、順調なスタートを切った。

前週の猛暑から一転、秋のおとづれを感じさせる天候となり、試合開始時点では小雨がぱらつく中でプレイボール。

初回、先発末永と本日ショートに入った村上に代わりマスクを被った木全のバッテリーがテンポ良い投球でヨシナガを3者凡退に切ってとり、調子の良い立ち上がりを見せる。その裏、核弾頭福原が四球を選ぶや否やあっという間に二盗、三盗を決め、3番監督代行芝田がセンター前に渋とく落とした当りで帰り、あっさりと先制点をゲット。

2回、先頭のヨシナガ4番にセンター前ヒットを許したもののここも末永が後続をシャットアウトし隙をみせない。2回裏は1年振りに右打ちに戻した村上が鮮やかなレフト前ヒットを放ったものの無得点。

試合の流れはつかんでいるものの1対0と最少得点しか取れず、依然緊迫したムードが続く中の3回裏、先頭福原が再びレフト前ヒットで出てすかさず二盗。これを2番黒田が手堅く送り1死3塁の場面で、芝田がまたもやレフトオーバーのツーベースで再び福原を帰す。更に続く山下のサードゴロで3塁に進んだ芝田が桜町がライト前ヒットで生還し、この回バントと内野ゴロで走者を進める堅実な攻撃で貴重な追加点を取った。

4回、2巡目のヨシナガ打線が末永を捉える。ワンアウト後ライト前にあがったあたりにライト谷上が猛ダッシュでつっこむも後10センチとどかずヒットとなり、次打者のレフトオーバーの当りで1点を失ってしまう。しかし、ここで末永が踏ん張り後続を連続三振に押さえると、その裏BIGUPSET打線がついに爆発した。

先頭西村がフォアボールで出ると、大阪転勤後の村上次長の姿を見るため春に続き応援に駆けつけてくれた江頭さん、田部井さんの声援を受けた村上のバントが相手の失策を誘い1・2塁のチャンス。続く谷上のセンターフライを相手がエラーで落としまず1点。更に末永のショートゴロで村上が果敢のホームをつき、送球がそれる間に谷上も一挙にホームイン。

ベンチが一機にヒートアップする中、福原四球、黒田内野安打と続き、芝田がきっちりと犠牲フライで末永を帰し4点目。山下センター前ヒット、桜町四球と続いた後に、好リードを見せた木全がレフトの横を破る駄目押しの3ランホームランを放ちこの回大量9点をもぎ取り試合を決めたのであった。

5回以降で10点差がついていればコールドとの大会規定により5回表を1点以内に治めれば勝利となるところであったが、その5回、粘るヨシナガが失策をからめて2点を返し12対3と再び得点差を一桁として試合は5回の裏へ突入。

1点とれば10点差でサヨナラコールドとなる状況で、先頭谷上がフォアボールを選び出塁。末永も内野安打で谷上を進め、ノーアウト2,3塁のチャンス。1番福原のレフトへの打球は当りがよすぎて谷上が帰れなかったものの、最後は黒田のライト前クリーンヒットで谷上がホームを踏みゲームセット。

雨の中無念の敗退となった春の大会の悪夢を払拭する快勝となった。MVPには監督代行の責任を背負い先制、追加の2安打3打点を放った芝田、バントを含め走者を進めるチームプレーに徹し最後はサヨナラヒットを放った黒田、3盗塁3得点と走りまくった福原等を押さえ、気迫の入った声を出し続け末永をリードし、打撃好調・出塁率トップの木全が選ばれた。

試合後は恒例の大宮の味太郎で朝11時30分からのなんともうれしい祝勝会で

盛り上がり、次週の必勝を誓いあったのであった。

~監督代行談話~

攻守ともにしまったナイスゲームで春の屈辱を晴らすことができて最高だった。

何より末永のピッチングが安定していたのが大きい。また3回の黒田くんの送りバントで気持ちに火がついたね。この辺までは息苦しい展開だったけど、この後一気に試合を決めることができた。この勢いで、この後も勝ちにこだわってやっていこう。