⑥ 3月1日(土) 荒川総合運動公園
先週に引き続き本日も春の嵐が吹く荒れる中、荒川総合運動公園での宿敵みずほ証券を相手の一戦は、投打の歯車が見事に噛み合い、楠本―谷上のリレーで8対5の勝利となった。
初回、1番レフトでの出場となった谷上が冷静に四球を選ぶと、つづく末永が高々とうちあげたフライが強風にあおられてセンター前に落ちまず先制。末永は本日は打撃に専念し、3安打1四球3得点のの固め打ちで荒稼ぎ。谷上も高い出塁率で2得点と先頭打者の責務をはたした。
先発楠本は立ち上がり3つのフォアボールと3安打を許して3点を失い逆点されるが、ビッグアプセットはあわてることなく着実な反撃に移る。
3回に芝田の内野フライで三塁走者楠本が一瞬の隙をついて生還し同点に追いつくと4回にも相手の守備の乱れをついて逆点。そして5回にはみずほ証券2番手を攻め、痛烈な内野安打の連続等で3点を奪って一気に試合の流れを決めた。
楠本は2回から4回までみずほ証券打線を2安打無失点に抑える一方、女房役村上も好リードと相手の盗塁を二度刺す強肩で支える。
そして5回からはルーキー谷上が今シーズン3回目のマウンドにあがる。
谷上は立ち上がりの5回こそ2点を失ったものの9つのアウトのうち7つを三振で奪う力投でみずほ証券打線をねじ伏せた。
これで今期の勝率は再び5割に戻った。
末永、楠本、橋本に加えて、谷上の4枚看板がそろい磐石の態勢が整いつつあり、日増しに戦力は上昇している。
来週は初顔あわせとなる鬼道衆戦。大会に向け初対戦となる相手にどのように取り組むかの絶好の機会であり、気合を入れて臨みたい。
~監督談話~
今や宿敵のライバルと言わせてもらって良いのかな?みずほ証券!強風の中、相手は今季初戦だっただけにやり難さがあったかも知れない。当方は先週と似たような条件の下、自然環境に弱いとの汚名は晴らしたかった。初回、1、2番が出て先取点を奪えたことはまず良かった。先週と違ったのは中押しダメ押しと得点を奪えたこと、そしてリリーフ陣が充実していたこと。昨日であれば、点差次第では、橋本君や末永も入れた4人のリレーというのも考えられた。今後も色んなバリエーションを試して、勝てる確率を上げて行きたいね。