⑪ 5月9日(土) 東京健保組合大宮運動場
~怒涛の4連勝でついにベスト5!~
先週にひきつづきガンバロウ大会である。ビッグアプセットは芝田監督の「試合中は集中力を絶やすな」の指示のもと、3回戦、4回戦を勝ち進み、遂に未踏のベスト5にまで勝ち進んだ。
(注)トーナメント上は次が準々決勝であるが、敗退チームの有志で組成される「チームガンバロウ」がシードチー
ムとして準決勝から登場するため、参加チームの中ではベスト5ということになる。
<3回戦:FIRE戦>
前日までの雨がうそのように晴れわたった大宮健保グラウンド。本日の1試合目は真っ赤なユニフォームのFIREが相手である。ビッグアプセットは先週と同じく不動のスターティングメンバーで臨み、マウンドには谷上くん。
1回表、ツーアウトからフォアボールのランナーを出し連続無四球記録はとぎれたが、後続を難なく打ち取り本日も快調な滑り出し。
その裏、黒田、西村が連続フォアボールで出るとすかさず桜町がライト前ヒットで1点、そして山下がレフトオーバーの走者一掃となるスリーベース、更に芝田の犠牲フライで山下が帰りあっという間に4点を先取。エースを温存する策に出たFIREを見事に打ち砕いたのであった。
4点をもらった谷上は2回、3回とのびのびとしたピッチングを披露。4回にはボテボテのサードゴロを芝田が見逃して出したランナーの二盗を今週も大阪から駆けつけた村上が見事に刺し、つけいる隙を与えない。この回はその直後にツーベースを打たれたけに、連打を許さない体制が余計際立った場面となった。
そして4回裏、村上がエラーで出たところで先週に引き続き黒田からセンターオーバーのスリーベースが飛び出し貴重な追加点をゲット。先制、追加点とビッグアプセットの勝利の方程式が確立した。
6回表にはワンアウトからヒット、スリーベースの後にホームランを打たれ3点を返されたものの、走者がいなくなったところで上手く切り替えて後続を断ち最終的に5対3での勝利となった。
~監督談話~
振り返ってみれば初回の一瞬の先制攻撃による4点先取が決め手だった。相手の投手起用のスキを突いた形だが、一瞬のスキを突いて4点とれたところが最大の勝因。その後追加点が取れず膠着状態の中での追加点、特にエラーの走者をひと振りで返した黒田くんのバッティングは先週に引き続き値千金だった。勿論、谷上くんのピッチングの安定感は引き続き抜群。失点の場面では長打の怖さを思い知らされたが、先制・追加点の効果が大きく守備陣も余裕をもって対処できたのが大きい。