(26) 10月10日(土) 天王洲公園野球場
~中村橋マガジンズに一歩およばず~
秋晴れの下、天王洲公園球場で行われた中村橋マガジンズ戦は久々にコアメンバーで固めて必勝の体制で臨んだが2対5で破れ再び勝率5割から一歩後退する結果に終った。
初回、先発西村は二番打者にバントヒットを決められ、続く3番にはフォアボールでワンアウト1・3塁。ここで1塁ランナーが離塁し挟んだところで3塁ランナーにディレードスティールを決められてしまい先制点を許す。まだまだフォーメーションに向上の余地ありの場面であった。更にこの後犠牲フライで1点を追加され0対2。
その裏、ビッグアプセットはこのところ好調な2番福原がセンター前ヒットの後、盗塁を決めたものの無得点。
2回裏もツーアウトから冨永がライト前への渋いヒットで出たがここも得点できず以前0対2。
3回表、中村橋マガジンズ先頭のセカンドゴロを福原がはじいてしまいノーアウトのランナーが出ると西村が連続四死球で満塁のピンチを招いてしまう。ここで相手3番のライナーを芝田が好捕した後、セカンドに送球しダブルプレーに切ってとる。これでピンチを脱したかに見えたが残念ながら西村が次打者をまたもフォアボール、そしてデッドボールの押し出しで追加点を許してしまったところで二番手末永がマウンドへ。末永はこのピンチをキャッチーフライで凌ぐ。
4回、ビッグアプセットは先頭黒田がサードゴロエラーで出ると桜町がセカンドへの内野安打で反撃。5番芝田が三塁走者を返そうと放ったファーストゴロが相手のエラーを誘って1点、ここでセカンドランナー桜町も果敢にホームを狙ったがこれは間一髪アウト。続く末永はファーストゴロに倒れたが、この打席で末永のファールボールが駐車場にとめてあったミニバンのサイドバイザーを破損させるというアクシデントが発生。ツーアウト後に7番富永が左中間にはじき返し芝田がホームを踏んだがこの回の追い上げはここまで。
この後、中村橋マガジンズが5回・6回と着実に加点し、7回裏のビッグアプセットの攻撃は時間切れで費え、最終的に2対5での敗戦となった。
ビッグアプセットにはまだまだ課題が見られる一方、中村橋マガジンズはバントヒット、ディレードスティール等々で揺さぶりをかけて得点を重ね、学ぶべき点が多いことを銘記させられた。
次週以降も勝利に向かい引き続き執念を燃やしていきたい。
~監督談話~
何となく負けてしまったという試合だった。西村・末永の投手陣は悪くなかった。西村はどうしても3回になると制球が乱れるパターンが克服できないが、立ち上がりは今まででも最もいいピッチングを見せてくれ、今後に期待が高まった。打線も悪くはなかったが、相手の守備が固いときはただ打つだけでは得点が積み重ねられない。もう少し工夫が必要だったのかもしれない。でも自分も含めいまいち振りがにぶい感じがあるので、桜町を見習って普段から鍛錬に励みたい。