(32) 11月1日(土) 大井ふ頭中央海浜公園
★追いつ追われつの熱戦はブルーハーツの執念でドロー★
先週のワンデートーナメントの興奮もさめやらぬビッグアプセットは、大井埠頭公園のナイターで過去何度も熱戦を繰り広げてきた昭鉄ブルーハーツと対戦。シーズン終盤に向けて気合を入れなおすビッグアプセットだが、この日は福原の最愛のフィアンセ美津子さんが初登場、ベンチはお祝いムード一杯の中、必勝を期して試合は始まった。
先発は九州赴任後もスリムな体型がかわらない楠本。ところが立ち上がりどうも身体のキレが悪いのか、連続デッドボールを与えたピンチで、4番のタイムリーと初回から意表をついたスクイズで2点を献上。3回には二巡目となった上位打線に3連打、最後はレフトオーバーのホームランを浴びて計5点を失った。ところがここから楠本は持ち前のコントロールが冴え、変化球をたくみに交えた打たせるピッチングで次第に調子を取り戻し、4・5・6回を無失点に抑える。
一方ビッグアプセット打線は、2回ワンナウト1・2塁から、今日初出場のみずほ証券のルーキー森井が見事にセンターオーバーの二塁打を放ち1点を返し、5回には芝田のタイムリーと相手エラーで2点を返し2点差に。そして迎えた6回、森井の内野安打に西村の二塁打、大友の四球で満塁として迎えるはアグレッシブ改め「ゆうくん」福原。相手投手の速球を振り抜くと、打球は彼女の歓声を乗せて左中間へ、永遠の愛を誓うにふさわしい見事な同点ツーベースとなった。さらにこの回芝田の押し出しで勝ち越し、7回にも四球とエラーなどで2点を加え、8対5で最終回を迎えた。
逃げ切りを図ったビッグアプセットだったが、ブルーハーツの執念の攻撃が待っていた。あとひとりとなったところからタイムリーと四球、最後は2・3塁から相手四番が執念の同点打を放ち、ついに追いつかれ、そのまま引き分けとなった。
~監督代行談話~
3人の好投手相手であまり点が取れない試合を覚悟したが、福ちゃん、西村、桜町を始め引き続きよく振れていた。楠本も持ち味を活かしたナイスピッチングだった。何とか勝ちたかったが、最後は相手の執念が勝っていたね。こちらも負けじと気合を入れて臨んだが・・。大会のことも考えると、勝ちにこだわる姿勢は維持していきたい。シーズン終盤、Gリーグの完全制覇も含め、引き続きがんばろう!