⑰ 6月18日(土) 下高井戸運動場
3連敗中の天敵みずほ証券との第4戦は、序盤3点をリードしたものの、中盤に一気につきはなされ無念の4連敗。最終回に2点をもぎ取り意地をみせたが、返り討ちに遭ってしまった。
ビッグアプセットは2回、桜町がライトフェンス直撃、あわやホームランかというヒットで出塁。村上エラーで出塁後、最近絶好調の熊野がセンターオーバーの鮮やかなスリーランホームラン! 3点をリードし今日こそはリベンジできると思ったのもつかの間、3回に先発末永がつかまってしまう。内容では完全に押さえていたものの、不運なヒットが3本続いた満塁のピンチで相手3番にど真ん中のストレートを完璧にレフトオーバーのタイムリースリーベースで同点においつかれる。さらに4回にはまさかの6連打。しかも最後はレフトオーバーのホームランという最悪の結果でまさかまさかの6失点。
しかし、敗色濃厚の7回ツーアウトランナーなしからビッグアプセットは執念を見せる。福原が粘りに粘って四球で出塁すると、楠本が左中間を真っ二つに切り裂く鮮やかなタイムリースリーベース!相手中継がもたつく間に、自らもホームまで還ってくるナイスランで2点をもぎ取った。結局、最後は力及ばず、みずほ証券に4連敗を喫したが、最後の2点は次につながる貴重な得点だったと言えよう。守備でもライトに入った佐藤肇がファースト後方の難しい当たりを鮮やかなランニングキャッチで新境地を開拓。外野手としても十分戦力となることを実証してくれた。これで今季9勝8敗と貯金が1つになってしまったが、気持ちを切り替えて、次こそは圧勝しよう。
試合後は焼肉店で朴さんの野球教室を開催。一人ひとりに的確なアドバイスが伝授された。不調の芝田も「これで完全復活間違いない。次は打ちまっせ」と心強いコメントを残してくれたし、全員が打率1割アップは期待できそう。
結局4万6000円もの焼肉たちを胃袋に流し込み、ビッグアプセットナインは負けたこともすっかり忘れて、いい気分で焼肉店を後にした。
※個人打率は通算成績ですが、チーム打率はその試合の打率です