⑧ 4月5日(土) 二子玉川緑地運動場
昨年全勝優勝を果たしたGリーグが開幕した。初戦の相手はあしたば。序盤に大量リードで勝利は不動と思われたが、最終回3点差を追いつかれ、まさかの引き分けに終わった。
人数がそろわなかったり、グランド不良などもあり、ビッグアプセットにとっては1カ月ぶりの試合となった。しかし、そんなブランクを感じさせない攻撃を序盤は見せた。2回には1死満塁のチャンスに、末永のレフトフライを左翼手が落球し先制すると、再び満塁のチャンスに谷上が四球を選び2点目をゲット。
さらに3回には2死満塁のチャンスに打撃開眼の大河原が値千金のライト前2点タイムリー! ベンチはお祭り騒ぎとなり一気にヒートアップした。4回にも村上の犠牲フライで7対1となり楽勝ムードが漂った。
ところが、このまますんなり終わるほど勝負は甘くなかった。5回に先発末永がつかまり、ヒット4本を浴び、さらに守備も乱れ3失点。最終7回には、クローザーの谷上が満を持して登板したが、不運なエラーなどもあって土壇場でリードを守り切れず、まさかまさかの引き分けに持ち込まれてしまった。
しかし、シーズンはまだ始まったばかり。この日は大友が4つのデッドボールを食らう大当たりで気合を見せ付ければ、センター山下も初回相手先頭バッターの強烈な弾丸ライナーをジャンプ一番ナイスキャッチ。レフト谷上も好守を連発するなど、随所に好プレーが飛び出した。
課題はチャンスでの攻撃がいかにできるかだ。残塁13(相手は3)が示すように、ここぞという場面で確実にランナーを還せるかがカギになる。大会まであと1カ月。負傷していた芝田の復帰も秒読みとなり、戦力も充実してくる。あとは試合を重ね、緊迫した場面で力を発揮できれば、展望は明るい。まずは次週、Gリーグ2戦目で圧倒的な勝利を目指そう。
この日は谷上さん、内藤さん、山下の奥様と3人の女性応援団が駆けつけてくれた。気候も暖かくなり、いよいよ本格的シーズンの到来。大会4勝の目標に向けて、4月は一気に力を爆発させよう!
~監督談話~
久しぶりということもあってか、最後まで集中力が続かずやや消化不良な…、不完全燃焼という感じの試合となってしまった。
守備の連携~外野から内野への中継プレー、挟殺プレー、1・3塁の時の守り等々、課題も多く出て来ているが、この辺を合宿では鍛え直してガンバロウ大会に臨むこととしたい。
季節も良くなってきたし、皆さん積極的な参加を改めてお願いします。存分に野球を楽しみましょう!