④ 2月21日(土) 光が丘公園野球場
~西村初先発でほろ苦デビュー~
今週のビッグアプセットは肩が復活し絶好調の西村がマウンドデビューを果たしたが、昨年大勝したバイガンズ相手に破れほろ苦デビューとなった。
初回、先頭谷上のライト前ヒットに始まりフォアボールをからめて3点をゲット。西村に援護射撃の3点をプレゼント。
その裏、西村は先頭バッターを三振にとり幸先よいスタートをきった。しかし二番をフォアボール出した後、牽制を失敗、三番にデッドボールを与え、四番にはレフト前に痛打され1点を返され、更にワンアウト後、左右に球がはずれてしまいこの回4点を与えて逆転を許す。
2回表、フォアボールの谷上を一塁に置いて橋本が弾丸ライナーのスリーベースで同点に追いつく。
2回裏、二順目のバイガンズ相手に力投をみせる西村であったが、コントロールが定まらずこの回5点を与えたところで、自らマスクを被る芝田監督が二番手橋本にスイッチ。そして飯田のタイムリーで1点を返した後の4回には若きエース谷上をマウンドに送り、反撃態勢。
ビッグアプセットは5回にも本日セカンドベース上のクロスプレーで右足太もも負傷の大友がエラーで出た後の力走で1点を返して5対9としたが残念ながらここで時間切れとなってしまった。
西村にとっては初のマウンドで実戦でのコントロールと駆け引き、走者を置いての牽制と間合い等々、学ぶことの多い一戦となり、本日の経験を踏まえて次回はまた頑張って欲しい貴重な経験となった。一方、キャッチャー初体験の芝田は西村、橋本、谷上とバッテリーを組み、これまた今期を組み立てる上で貴重な体験を得、負けはしたものの各自学ぶことが多かったという意味では明日につながる敗戦であったといえよう。
次週は宿命のライバルみずほ証券から今年も開幕戦の相手として指名を受けての一戦。あらためて気を引き締め、必勝で臨みたい。
~監督談話~
先発西村は結構いい球が来ていたが、やはり球数が多すぎた。マウンドさばきは最初と思えないほど落ち着いていたので、今後期待ができるだろう。ぼく自身もキャチャー初体験でみなさんに迷惑かけましたが、3人の球を受けてそれなりに楽しく、新しい体験ができた。打線のほうは絶好調橋本くんを筆頭にエンジンがかかり始めてきているので、そろそろ5月に向けてチームの盛り上がりを出していきたい。来週のみずほ証券戦は序盤戦の最初のピークと位置づけ、ここから合宿・大会に向けてチームの形をつくっていきたい。