⑫6月19日(土) 世田谷公園野球場
なんとも後味の悪い試合だった。2点差に詰め寄られ、なおもワンアウト2、3塁のピンチの場面で、タイムアップ。それまで押していただけに勝利は勝利なのだが、6回はきっちり抑えて勝ちたかったというのが、偽らざるナインの心境だった。
しかし、試合そのものは終始ビッグアプセットが押していたし、強豪エクソダスに3連敗中とは思えない、ナイスゲームだった。初回黒田がショートへの内野安打で出塁すると、すかさず2盗3盗を決める快足を披露。そして助っ人高柳がセンターへ火の出るような先制タイムリーを放ち幸先のよいスタートを切った。
その裏、末永が島田、鬼沢の強打を浴び、さらに四球で無死満塁の大ピンチを迎えたが、3者連続三振の快投で無失点に抑える。しかし、2回にエラー、ヒットで走者を2人置いて、またもや島田にライトオーバーの三塁打を浴び、さらに中継のミスで3失点。
暗雲が垂れ込めたが、この日のビッグアプセットは打線がうまくつながった。3回には黒田が四球で出塁し盗塁。ここで熊野が鮮やかなライト前タイムリーで1点差に。さらに村上のヒット、芝田のサードゴロがエラーを誘い同点に。すかさず、高柳がレフトへ高々と犠牲フライで逆転する。さらに4回には末永のタイムリーと黒田の犠牲フライで着々と加点。5回にはこの日大当たりの高柳がセンターへヒットを放ち、盗塁。さらに相手牽制エラーで一気にホームインと大活躍を見せ、7-3と4点差をつける。
末永が3回に肉離れで降板したが、緊急リリーフの村上が鮮やかな火消しを見せ、最後はフォアボールから崩れかけたが、エクソダス戦4連敗を阻止する全員野球で待望の貯金1をゲットした。
次はまたまた強豪のゾディアック戦。入曽の天然芝グランドで思い切り打ちまくりましょう。
※個人打率は通算成績ですが、チーム打率はその試合の打率です