(35)11月27日(土) 玉川緑地運動場
~健闘空しくあしたばにサヨナラ負け~
Gリーグ5戦目となるあしたば戦。みずほ証券から菱田、赤星を助っ人に迎え、芝田が腰痛を押して出場しぎりぎり9人で臨んだが谷上の力投も空しく7回痛恨のサヨナラ負けを喫する結果に終わった。
初回、赤星、菱田の助っ人コンビがセンター前ヒット、デッドボールでチャンスを作り山下のキャッチャ―フライをあしたばキャッチャ―がはじいて満塁のチャンス。しか本日70%の力しか出せない芝田のあたりはダブルプレーとなって無得点。
その裏、あしたば先頭がいきなりセンターオーバーのエンタイトルツーベース。
このランナーをあしたばは内野ゴロで返し先制。
4回今季残り全戦必勝を期すビッグアプセット打線が反撃。芝田がサードゴロエラーで出ると谷上がセンターオーバーのツーベースで芝田を返して同点。更に冨永のショートゴロもエラーを誘って谷上がホームを踏み逆転。そして冨永が牽制悪送球で一気にホームインして3点と試合の流れを取り戻す。
このまま逃げ切りたいビッグアプセットであったがあしたばも必死に食い下がり5回裏はワンアウト満塁に詰め寄ってくる。ここでショートにあがったインフィールドフライを西村がポロっと落としてしまったが、これにつられて塁をはなれたサードランナーが三本間でタッチアウトとなりこのままビッグアプセットに勝利の女神がほほ笑むかに見えた。
しかしつづく6回裏ライトオーバーのエンタイトルツーベースからセンター前ヒットでまず1点。更にワンアウトからのピッチャーゴロでサードランナーがホームにつっこみ同点に追いつかれてしまう。
そして土壇場7回裏、あしたばの先頭打者が一二塁間のヒットで出塁。次打者はピッチャーゴロに打ち取ったもののワンアウト1・3塁となったところでのショートゴロで前進守備の西村の懸命のバックホームがそれてしまいあっけない幕切れとなった。
谷上は余った時間の8回までを投げ切り5失点自責点4、自ら2安打を放つ力投を見せたが打線がこれに報いることができず残念な結果となった。
~監督談話~
ベストメンバーが揃わなかったこういう試合こそ勝ちたいという気持ちが強かったが、やはり最後は勝負の神様に報われなかった。限られたメンバーの中でも、谷上くんのピッチングは安定していたし守備陣もよく守った試合だった。初回の満塁のチャンスでのぼくのダブルプレーが痛かったし、どうしてもあとひとつの追加点が取れなかった。負けて悔いのない試合だが、こういう試合を勝ちたいという意味で課題が残ったと思う。その中で、勝負が決まった後の延長戦では打線も奮起し、しっかり逆転して試合を終えたという点では明日につながる試合だった。