③ 2月11日(金・祝) 光が丘公園野球場
昨年2連敗の強豪ナイトホークスに挑んだビッグアプセットは桜町の逆転3ランで流れを一気に変えると、末永が変化球主体の巧みな投球で3回以降相手打線を翻弄。鮮やかな勝利で今季2勝1敗と勝ち越した。
帝京高校でクリンアップを打っていた3番草間をはじめ、強力打線を誇るナイトホークスに2回まで4点を奪われたものの、ビッグアプセットは3回、怒涛の反撃を見せる。末永、村上の連続四死球でチャンスをつかむと、初回に数年ぶりの三振を喫していたヨン様山下が左中間を破る怒りのタイムリーツーベースでまず1点。敵失をはさみ、ここで桜町がやってくれた。インサイドの真っ直ぐをドンピシャのタイミングで叩くと、打球はライトスタンドへ一直線。鮮やかな逆転スリーランホームランとなって、ビッグアプセットは一気に息を吹き返した。
この日は山下が4安打(ホームラン含む)、末永も3安打、大友も火の出るような今季初安打をマークするなど歴戦の強豪から12安打を奪う猛打で打線が奮起。守備でも西村が再三の好プレーで守り立てるなど、歯車が完全にかみ合った最高のゲーム。中5日の末永も緩急を織り交ぜた「じじい投法」で後半は抜群のピッチング。
戦前の予想はどこまで食い下がれるかだったが、大金星をあげたビッグアプセットの勢いは止まりそうにない。
※個人打率は通算成績ですが、チーム打率はその試合の打率です