(27) 9月4日(日) 下高井戸運動場
大会を6日後に控えたビッグアプセットは4人の投手がいずれも持ち味を生かした素晴らしいピッチングを披露。打っても村上、黒田の連続ホームランなどで初対戦の強豪バビグリンを圧倒。投打ががっちりとかみ合ったナイスゲームで後半戦3連勝を飾り、最高の状態で大会に突入することになった。
初回に1点を先制されたビッグアプセットはその裏、すかさず反撃に転じた。ランナーを2人置いて4番桜町がライトフェンス直撃の逆転2点タイムリーツーベースであっさりひっくり返すと、3回には村上、黒田が驚異の連続ホームラン! 2点差に詰め寄られた5回には、またもや村上、黒田の連続安打に、山下の待ちに待ったダメ押しのセンター前タイムリーなどで3点をゲットし、バビグリンを突き放した。
守っても先発芝田が2回を4奪三振の見事なピッチングで桜町にバトンを渡すと、期待に応えた巨鯨が、これまた2回をわずか1四死球で切り抜ける好投を見せる。さらには3番手村上も威力抜群のストレートに切れ味鋭いスライダーのコンビネーションで、これまた2回を3奪三振とセットアッパーの大役を果たすと、7回は守護神楠本がピシャリと締めくくる完璧なリレー。最後は抜けていれば満塁ホームランという強烈な打球を、レフト山下が背走また背走してのダイビングキャッチ! 草野球ではめったにお目にかかれない超ファインプレーでゲームセットという、劇的な幕切れを演出し、3連勝に花を添えた。
これで今季13勝13敗1分と5割に戻し、ムードは最高潮。次こそは悲願の大会初勝利を手に入れるためにも、この1週間、しっかりと調整して、土曜日の大宮で最高のパフォーマンスを演じよう。