② 2月5日(土) 光が丘公園野球場
開幕第2戦は、末永の好投と橋爪の決勝2点タイムリー、ピンチでの黒田~桜町~佐藤肇の完璧な中継プレーなどビッグアプセットのいい面が随所に出て谷原ヤンキースを見事にシャットアウト、今季初勝利を挙げた。
初回に山場がいきなりやってきた。村上四球、山下安打、芝田四球で迎えた1死満塁の好機に桜町が投飛で倒れ、これまでかと思われた2死満塁で橋爪がやってくれた。相手好投手の切れのいいストレートを鋭く叩くと、打球は鮮やかにセンターへ抜ける先制2点タイムリー。昨年後半に調子を崩して心配されたが、ビヨンドマックスの軽量モデルを購入し、毎晩素振りをした成果がやっと出た。
末永もコーナーをつくピッチングで的を絞らせず、好投。唯一のピンチだった7回、1死1塁から右中間を深々と破られたが、センター黒田からカットに入ったファースト桜町に矢のような返球がピシャリ。これを桜町も振り向きざまにホームへ好返球。1塁から長駆ホームを狙ったランナーはあえなく憤死。ここで点を取られていたら、またずるずる崩れるいつもの最悪パターンに陥っていたかもしれず、それを救ったビッグプレーだった。
結局末永は散発3安打の完封で今季初勝利。エキストラで試合は11回まで行われたが、リリーフした楠本も必殺のフォークボールで2イニングを無失点と完璧な内容。今年は投手としてかなり期待できそうだ。
課題はまだ爆発しない重量打線か。次戦は強豪ナイトホークスだけに、貪欲に点を取りにいきたい。
とりあえず、今季初勝利を飾ったビッグアプセット。試合後はアジアンレストランで勝利の宴を催し、今季の飛躍を誓い合った。
※個人打率は通算成績ですが、チーム打率はその試合の打率です