⑤ 3月21日(土) 天王洲公園野球場
~1ヶ月振りのゲームを落としいまだ両目あかず~
雨や雪にたたられ丁度1ヶ月振りの試合となったスコブルズ戦。先発谷上が好投したものの打線がつながらず1対5の敗戦となった。
本当に久しぶりのゲームであったが本日は桜町がなんと試合開始時間を間違えてしまうというアクシデントでまたも9人ぎりぎりで波乱のプレーボール。
初回、いきなりのフォーメーション変更にあがったわけではないだろうが谷上がスコブルズ打線につかまってしまう。先頭打者のセンター前ヒットに始まり次打者を歩かせ1・2塁とし、3番になんと右中間へのスリーランを与えてしまう。更にライト前ヒット、フォアボール等でピンチがつづくが急遽ファーストにはいった福原ら内野陣が懸命に守り、追加点は阻止した。
1回裏、ツーアウトから橋本がレフト前ヒットで反撃。山下の右中間ツーベースで一気にホームインして1点を返す。なおも黒田が内野安打でつづいたが、残念ながらその後の盗塁失敗でこの回1点どまり。
一方谷上は2回以降はカーブ主体のピッチングに切り替えて立ち直り2回、3回と3人ずつで締める。
これに応えて打線の方は2回冨永の四球、3回は大河原四球、福原ヒット等チャンスの糸口をつくるものの、得点になかなか結びつけることができない。そして4回、フォアボールで先頭バッターを出すと、1死後ライト大友の差し出すグラブのわずか上を越すスリーベースで痛い追加点を奪われてしまう。この後、このランナーがショートゴロの間にホームに帰り1対5の劣勢。
結局、その後も反撃かなわず1対5で敗れ去り今期1勝4敗と依然黒星先行で両目がなかなかあかない。
試合後はそれでも1ヶ月振りということもあっていつものとおりジョッキをかたむけ本日の反省と1ヶ月後に迫った合宿に向けた語らいに花が咲いたのであった。
来週は過去数回対戦し幾度か苦杯を喫しているナインフォース戦。WBCにつづき選抜高校野球も開幕。心機一転で勝ちをつかみにいきたい。
~監督談話~
個々の選手の能力は相手が上で、その意味では力負けだったが、こういう試合でも接戦で勝つチャンスは大いにあったはずで、その意味では大会も意識すると課題が多い試合だった。
その中で谷上くんのピッチングは、初回こそ力勝負で行ったところを打たれたが、変化球とのコンビネーションを意識した2回以降は見事だった。攻撃陣は自分を含めもう少し打つべきだったが、堅い守りの相手からどうやって点をとっていくか、合宿での課題ともしたい。