(22) 8月29日(土) 石神井公園野球場
~南海ハーツと夢のコラボ!伊藤・桜町のアベックホームラン炸裂で快勝~
ガンバロウ大会の敗戦から1週間、再出発を期すビッグアプセットは南海ハーツ藤本さん、伊藤さん、青木くんを助っ人に向かえ史上初となるビッグアプセット・南海ハーツコラボレーションで初顔あわせとなるスパイラルにいどんだ。
人数調達、相手探しに苦労し、当日は試合前に一瞬にわか雨が振り出し最後の落ちに相手チームが手配したはずの審判があらわれずに攻撃側から審判を出すことになるというおまけがついたが、それもこれも試合ができる幸福の前では全部小さいことである。
初回、先発芝田は連続四死球とライト線へのツーベースで3点を失ったがその裏、ビッグアプセットがすかさず反撃。先頭谷上がフォアボールで出ると肩はまだだけど足は大丈夫だよとばかりいきなり二盗、三盗を決め、藤本さんの内野ゴロで生還してまず1点。更に桜町がスリーベース、青木くんが振り逃げとたたみかけたところへスウィートテンカナダ旅行から帰ったばかりの西村がセンターオーバーのツーベースであっさりと同点に追いついた。
続いて2回、大河原、橋爪、谷上がエラーとフォアボールでチャンスをつくり、伊藤さんの犠牲フライで勝ち越した後、4番桜町からライトフェンスオーバーのスリーランホームランが飛び出した。
こうなると後はビッグアプセットのペース。予定どおり3回からは二番手西村がマウンドにのぼり3回を1安打1点自責点0三振2と安定したピッチングで乗り切り、見事初の勝利投手に輝きローテーション入りを確定させた。
4回にはランナー2人を置いて今度は伊藤さんがレフトフェンス越えのスリーランをかっとばし10対4とし、6回は青木くんが三番手で登板しピシャリと3人で押さえて、最終回には大友が駄目押しとなる2点タイムリーを放ち、結局13対4での勝利。
南海ハーツの藤本さん、伊藤さん、青木くんには3人で3安打6打点とビッグアプセットを上回る大活躍をおみせいただき、伊藤さんには特にサードでのガッツあふれるプレーとショートでの見事なダブルプレーをご披露いただいた。
試合後は石神井公園のいつもの中華料理屋で祝杯をあげ、Gリーグ後半戦を南海ハーツ、ビッグアプセット双方が全勝したうえで優勝決定戦に臨むことを誓いあった。
次週はGリーグ後半戦の開幕となるあしたば戦。相変わらず人数繰り、投手起用が苦しいがここをしのいで勢いをつけていきたい。
~監督談話~
ついに実現した南海ハーツさんとのコラボだったが、藤本さん・伊藤さん・青木さんの貢献とチームのまとまりでつかんだ勝利。先発芝田が初回に2四球で先制される嫌な立ち上がりだったが、初回裏の谷上くんの好走塁による得点と西村の同点打ですぐ追いついたのが大きかった。その後は桜町、伊藤さんの特大弾はもちろん、隙のない攻撃で優位に試合を進められた。
西村のピッチングもかなり安定感が増してきて、相手にもよるがかなり計算できる投手になってきた。あとは変化球でカウントを取れるようになればかなり幅も広がるし、先発の一角を占める存在になってもらえるよう、今後いっそう場数を踏んでもらいたいと思う。