(24) 9月19日(土) 東台球場
~末永完璧リリーフでNEW ODDSに引き分ける~
シルバーウィークの初日、前回の暑さとは変わって秋らしい絶好の野球日和の中、過去2連敗中のNEW ODDSとの対戦は0対4のビハインドを末永の完璧リリーフで凌いだ末、助っ人栗城の長打で追いつき辛くも引き分けた。
先発は先々週のあしたば戦につづき西村であったが、初回先頭打者を難なく ピッチャーゴロで討ち取ったものの、2・3・4番に連続して四死球の後5番にセンターオーバーのスリーベースで走者一掃されてしまう立ち上がり。続く 6番へのワンバウンド投球ではキャッチャー黒田が後逸した球をカバーの西村にまさかの悪送球。この時点でランナーは走っていなかったのであわてる必要はなかったのだが、これで三塁ランナーが帰ってしまいやらずもがなの1点を失ってしまい0対4。
2回にも2つのフォアボールを出したところで芝田は末永をマウンドに送り末永が後続をピッチャーゴロと三振で切ってとりピンチを脱出。
一方攻撃陣は初回福原がレフト前ヒット、2回は末永がセンターオーバーのスリーベースと反撃するもNEW ODDS先発にタイミングがあわず無得点。
3回、ワンアウトからのランナーを末永が絶妙のタイミングで狭殺に持ち込みアウトとする。次打者には三遊間を破られただけに追加点を阻止する好プレーとなった。
3回、4回にもランナーを出しつつ点を取れないビッグアプセット打線であったが5回、デッドボールで出た黒田がすかさず盗塁。1死後末永のファーストゴロで相手のカバーが乱れた瞬間を逃さずホームに帰ってまず1点を返す。
続く6回西村が内野安打で出塁し、本日も午前中の新幹線で駆けつけた村上がライトへ今日2本目となる技ありの流し打ちヒットを放ちチャンスを広げたところへ、助っ人栗城がレフトオーバーのスリーベースで2者を返して1点差に詰め寄る。続く桜町もセンター前にはじき返して栗城がホームを踏みついに同点。
試合はこの後延長にもつれ込んだが結局4対4の引き分けに終った。
本日のヒーローは何といっても6回と3分の2のロングリリーフを散発3安打0点に抑えた末永。3回の狭殺の他、8回にも絶妙の牽制でランナーを刺し、相変わらずの切れ味で貫禄を見せた。
福原、村上もそれぞれ2安打と好調であり、秋本番を迎え今後に向けて明るい話題を提供した。
来週はGリーグ後半2戦目の新宿ぶんぶん戦。
取りこぼしのできない状況であり気を引き締めて臨みたい。
~監督談話~
末永のピッチングとマウンドさばきはさすがの一言で、完全復活を確認できたことは心強い。西村もだいぶ落ち着きが出てきたが、四球で走者をためて長打という悪いパターンにはまってしまった。四球の数を減らすだけで失点が相当減るはずで、引き続き場数を踏んでいってほしい。打線のほうは桜町が相変わらず好調、福ちゃん・村上の巧打、また栗城くんのバッティングは見事だった。守備面も安定感が増しており、シーズン後半に向けて陣容は整ってきた。まずは来週のぶんぶん戦、必勝の構えで臨みたい。