(44) 12月16日(土) 舎人公園野球場
ビッグアプセットの2006年シーズンの最終戦。
11月に2対3の接戦を演じたBLUESに場所も同じ舎人公園球場で挑んだビッグアプセットは、しかし1対9で完敗。返り討ちを喫してしまい勝率5割の夢はまたもや来年へお預けとなった。
初回、末永がいきなり連続四死球でピンチを迎え、1死後相手4番にレフト前に運ばれ1点を失う。2回にも四死球がらみで2点を失い、またこの回本塁のクロスプレーで佐藤肇が左足に負傷するアクシデントが発生。3回にもヒットとフォアボールで招いたピンチに守備の乱れも重なり3点を失い0対6となり、暗雲がたれこめる。
ビッグアプセット打線は前回につづき、本日も既に2試合目の相手エースに手が出ない。2回、四球の村上を1塁において一二塁間を破った佐藤肇のあたりは、足の負傷でライトゴロになり、3回、センター前ヒットの末永を1塁に置いての西村の打球は5-4-3のダブルプレーに終わり、4回は熊野、芝田、山下の主軸が3者三振に討ち取られ、いいところがない。5回には2死後、村上がツーベースとワイルドピッチで3塁にすすんでの場面で大河原はツースリー後の絶妙のアウトコース低めのストレートに手が出ず三振。
キャッチャーは4回から佐藤肇から熊野に交代し、末永は4回・5回をしのぐが6回またもやBLUES打線につかまる。先頭打者の高くあがったライトフライを大河原が目測を誤ってツーベースにしてしまうと、ここから3連打をあびとどめの3点を失ってしまう。
最終回、ビッグアプセットが最後の意地を見せる。先週のリアルノーティー戦につづき、登板の橋本が切れのよいピッチングを見せると、その裏山下がレフトオーバーの本塁打、桜町もライトオーバーのスリーベースでつづく。が、反撃もここまででその後がつづかず、無念の敗戦となった。
これにて2006年のシーズンは終了。週末雨や雷にたたられ、18試合も流れたにもかかわらず、44試合を戦い20勝22敗2分という結果になった。
試合後は、日暮里の坐・和民で納会を開催、1年間の思い出や来シーズンへの課題を語り、あらためて野球の奥深さと楽しさをかみしめたのであった。
勝率5割こそはたせなかったが、さまざまな相手と出会い、チーム力も個人の技術も昨年よりまた進歩している。
来シーズンに向け、1ヶ月間のシーズンオフでリフレッシュし、橋爪、佐藤肇は怪我を癒して、集まれるようにしたい。
~監督談話~
相手投手は今まで対戦した中でも屈指の好投手、なかなか点は取れないだろうとの予測はしていた。何とか凌ぎ凌ぎ、勝機をつかみたいと思っていたが目論み通りには行かなかった。相手に先手先手を許し、こちらは反撃の糸口も見出せず・・・。厳しい試合だった。最後に山下の本塁打で一矢を報いたのと、櫻町も意地の一打を放ったのがせめてもの救い。心身共に充実していないと本当に強い相手には勝負にもならない。来年出直しだね。