⑯7月24日(土) 自動車健保体育園
炎天下で行われたゾディアックとの再戦は、序盤に佐藤肇、山下の特大ホームランなど圧倒的な打撃でリードしたビッグアプセットだったが、終盤に相手の機動力に撹乱されたうえに守備の乱れ、スタミナ切れなど悪い面が一挙に出て、まさかの逆転負け。借金がついに2となってしまった。
前半の攻撃は抜群だった。初回四球で村上が出塁すると、佐藤肇、山下が連打でまず1点。さらに山下、佐藤が重盗を決め、ゾディアックのお株を奪うような走塁で2点を先制した。
さらに2回にはバントヒットの村上を置いて、2番佐藤がレフトフェンスを越える推定飛距離95メートルの特大ツーランホームランで2点を追加。4回にも佐藤に負けじと主砲山下がこれまたレフトへホームラン。3番山下、4番芝田がともに3安打を放つなど、打つべき人がしっかり打って5対2とリードするなど、勝ちムードの試合だった。
守備でも助っ人の岡安がライトで安定した守備を披露。10年ぶりの試合ということで打撃ではタイミングが合っていなかったが、現役時代にはドジャース石井一久から2安打した実績があるので、軟式に慣れてくれば、今後大いに期待できそうだ。
ところが後半、ゲームは暗転する。4回には2死3塁からピッチャーへの返球がそれる間にランナーにホームを奪われるやらずもがなの1点を取られ、5回には連打で1点を失った後、1塁ランナーをはさんでいる間に3塁ランナーにホームを奪われ、さらにエラーで3失点。6回には連打、盗塁、エラーと暑さでスタミナを奪われた末にダメ押しの2失点でジ・エンド。 前半と後半で全く別のチームになってしまったかのような展開だった。バッティングでは12安打を放つなど上げ潮ムードだが、いかんせん無駄な失点が多すぎる。31日の南海ハーツ戦は前期最終戦となる。暑いですが、なんとかいい試合をして有終の美を飾りましょう。
※個人打率は通算成績ですが、チーム打率はその試合の打率です