20050402

⑦ 4月2日(土) 下井草スポーツセンター

ヤクルトにドラフト3位指名された経験を持つ黒須選手率いる強豪赤坂プルズと対戦したビッグアプセットは、初回その黒須選手に豪快な満塁ホームランを打たれ、さらに1点を追加されるなどいきなり出鼻をくじかれたが、その後着々と加点し、終わってみれば9対5と鮮やかな逆転勝利。今季成績を4勝3敗と再び貯金1とした。

さすがのバッティングだった。初回浮き足立つビッグアプセットは末永が四球で先頭打者を出すと、サードゴロを芝田がトンネル。さらに次打者のファーストゴロを桜町がファンブル(記録は内野安打)と、黒須の幻影に脅えて普段のプレーができない。ここでその黒須がレフトへ痛烈な当たり。これをレフト黒田がなんとか止めようと飛びつくが打球の速さは草野球レベルをはるかに超えて、黒田のグラブをあざ笑うかのようにボールはレフト最深部を転々。強烈なグランドスラムとなって、ビッグアプセットに先制パンチを浴びせた。

しかし、末永もこれで目覚めたのか、その後はチェンジアップを主体に打たせて取る見事なピッチングを披露。2回以降は強打を誇る赤坂プルズ打線をシャットアウトしてみせた。

これに応えるように打線も奮起。初回村上の好走塁で1点を挙げると、2回には桜町、橋爪、熊野の3連打に、村上がセンターオーバーの3点タイムリースリーベースを放つなど一挙に6点を挙げ逆転。

さらに4回には新婚ホヤホヤのハピネス窪田がレフトオーバーの鮮やかなツーランホームランでダメ押しの2点をゲット。1回を除けばほぼ完璧な試合展開で鮮やかな勝利をつかみとった。

この日は窪田、橋爪、熊野がそれぞれ2安打を放ち、不調だった芝田、楠本にも会心のヒットが飛び出すなど、打線は上り調子。来週の南海ハーツ戦もこの調子でぶっちぎりたい。

試合後は「とんでん」で祝勝会。会心の勝利に、大ジョッキのビールやつまみが、あっという間にビッグアプセット戦士の胃袋に流し込まれた。

※個人打率は通算成績ですが、チーム打率はその試合の打率です