(27) 12月11日(土) 世田谷公園野球場
今季3度目の対戦となった南海ハーツとの一戦は、手に汗握る好試合となったが、4-2と2点リードで迎えた最終6回にまさかの逆転サヨナラ負け。これで今季11勝14敗となり、悲願の5割復帰が夢と消えた。
2点リードで迎えた6回裏1死後、ここまで好投していた末永の失投をハーツ筒井が見逃さず、センターへ起死回生のホームラン。これで1点差。ここでビッグアプセットに痛恨のミスが出る。
何でもないサード後方のフライを芝田と楠本の声の連係がうまくいかずに落球。その後、盗塁。2死後、ハーツ渡部にセンターへ同点タイムリーを打たれ、さらに盗塁、キャッチャーからの送球がセンターへそれ、中継がもたつく間にサヨナラのホームインを喫してジ・エンド。目の前にあった勝利が逃げていく最悪の幕切れとなってしまった。
この日のビッグアプセットは初回、3回に1点づつを奪い、5回には山下がレフトフェンスをはるかに超える特大の今季5号ホームランと、桜町のスリーベース、窪田のタイムリーツーベースで追加点を上げるなど、着々と加点し、悪くはなかった。
ただ、ハーツが6安打2四死球で5点(残塁4)を取ったのに対し、ビッグアプセットは8安打7四死球で4点(残塁10)しか取れなかった。今後はいかにチャンスで点をもぎとるか、ボールに食らいつく守備で相手に無駄な進塁を許さないかがカギとなる。
守備ではいくつかエラーはあったが、レフト山下が、この日もスーパーキャッチを2度見せるなど大活躍。
打撃もかなりみんなよくなってきたので、来季こそは勝ち越せるようにがんばりましょう。
あ、そうだ。来週もあるんだっけ。ビーグルスとの一戦は、両方のチームに所属している人が多いので、どうなるかわかりませんが、一人ひとりが課題を持って、いい試合をしましょう。
※個人打率は通算成績ですが、チーム打率はその試合の打率です