③ 1月27日(土) 東台野球場
先週劇的なサヨナラ勝ちをもぎとったビッグアプセットは、今週も勢いにのって本日朝の1戦目でゾディアックを撃破した実力チームの西東京ヤンキースに快勝。怒涛の開幕3連勝となった。
小雪がちらつく前週とはうってかわり、汗ばむほどのポカポカ陽気の東台野球場。立ち上がりは末永とヤンキース行森両投手の投手戦で始まり、先制したのはヤンキース。
3回、先頭打者の一撃がレフト熊野の差し出すグラブをはじき2塁打となると次打者の左中間を破る3塁打と、その後の犠牲フライで2点を先制。
続く4回には先頭打者が放った末永と橋本の間にあがった内野フライに橋本が惜しくも落球。しかも内野手がマウンド付近に集まっていた瞬間をつかれてバッターランナーに2塁まで進塁を許してしまう。この後、送りバントで3塁に進んだランナーが内野ゴロで還り3点目。
一瞬のスキを見逃さない攻撃と犠牲フライ、バント、内野ゴロできっちり得点してくるヤンキースに、嫌なムードが漂いかけたビッグアプセットが4回裏から反撃開始。ツーアウトからセンター前にはじき返した窪田に、西村がフォアボールで続いたところに熊野が走者一掃のツーベースで2点を返し1点差。
続く5回、福原、橋本が連続フォアボールで出塁し、盗塁で相手をかきまわすと、桜町がライトフェンスを超えるホームランを放り込み一機に逆転し、相手投手を降板させた。なお、これで桜町は通算200塁打を達成。
これでリズムにのったビッグアプセットは6回先頭打者をエラーで出塁させるも、次打者の当たりがショート橋本へのライナーでダブルプレーになり更に勢いづく。
6回裏には村上、大河原が連続ヒットで出塁したところへ末永がセンターオーバーのツーベース、橋本が左中間を破るスリーベースでだめ押しの3点を奪い試合を決めた。
今期初先発の末永は、開幕2連勝の後の満を持しての登板となり、今期から取り入れたツーシームを織り交ぜてヤンキース打線を押さえるピッチングをみせた。
来週は大泉中央公園で宿敵ゾディアックとのダブルヘッダー。今期の勢いで連勝していきたい。
~監督談話~
今迄はあまり得意としなかった強豪相手の逆転勝利!しかも開幕3連勝!順調な2007年滑り出しで何より。ピッチャー中心に守りがしっかりしているのが好調の要因。また、打線もゲーム中盤以降は良いつながりを見せた。福ちゃんの足の威力、熊野君と櫻町の意地の一打が勝利に直結した。緊張感のあるナイスゲームだった。こういった勝利は、監督、捕手冥利に尽きる。