長い休みやどうしても暇な時、やってもらいたいことがあります。
それは、自分の学校や進学しようと考えている学校について調べることです。
特に私の塾では立教生や中高一貫校の生徒が多いので、
是非参考までにやってもらいたいのは、高校・大学の進学率と
実際に進学した人数、進学できなかった人数。
可能であれば、大学・高校でどんな教科があるのか?
どんなことを学ぶのか? 自分はどういう学部・学科に行きたいのか?
そういった、未来の進学先を見ておきましょう。
これは心に余裕がある時に見ておくと、だいぶ違います。
そこまでできない、面倒だという方は、
少なくとも進学する高校の校舎、高校に進学したらどんな校則があるのか?
どんな部活があるのか? 大学の校舎、大学の中のイメージなどを、
HPや図書館で調べてみて下さい。それだけでも十分です。
多くの生徒が自分の学校のことをよく知らないのが現状です。
校則一つとっても、なんとなくこれやったら怒られるだろうな程度だと思います。
自分の未来を預ける学校のことを知らないのは確実に損をします。
これを進学直前に調べると、もうすでに手遅れとなる可能性があります。
進学した人数、進学できなかった人数、今、自分はどちらに位置するのだろうか。
進学できなかった人たちは一体どんな点数をとったのか、これを知っておくと、
他の方々よりも優位にたてます。
自分が本当に何をやりたいかはわからなくても、
何をやろうとしても、選択できる立場になっておく。
これができると、後々になって困ることはありません。
何人かの生徒を見てきましたが、中にはどうしても
希望する学部・学科に入れずに苦しんでおりました。
特に大学まで進学できる中高一貫校の場合、
まさに究極の選択を迫られます。
自分の行きたい学部・学科に行くことは、
内申点・内部進学テストの点数が足りない。
興味がないけど、別の学部・学科で、とりあえず大学に進学するのか、
他大学を受験するのか。
この選択は中高一貫校生のみに与えられた贅沢な悩みだと思います。
この時、考えるのは、「今から大学受験は難しい」、
親御さんに「他大学を受験するのはNG」と言われるなど、
中高一貫校生の場合、選択肢が多い割には、全てにおいて、
条件や制約、プレッシャーがかかります。
普通の進学校であれば、受験が当たり前ですし、
浪人することも覚悟されております。
おそらく高校2年の終わりには、その決意をしています。
しかし中高一貫校生の場合、高校3年の夏を終わって、
内部進学テストの時期、下手をすると、その結果を待っての
決断となります。
中高一貫校の授業の質が悪いとは言いませんが、
やはり他の進学校、予備校生が高校2年の終わりから積み上げていった
覚悟と知識を、たかだか1~2ヶ月で補えません。
そこで初めて後悔することになります。
中高一貫校ほど、楽に大学に高校に行ける学校はなかったのに、
なぜこうなってしまったのか。
なまじ、大学に行けることが保障されているからこそ、
自分の本当にやりたいと思うことが、その直前になるまで
気づかないのもありますが。
こればかりは時間が戻せません。
普通の進学校であれば、高校2年生の時に悩むことです。
内部進学と思って、甘えていては、
後々になって困ることになります。
是非、一度自分の学校のことを、進学する学校・学部・学科のことを
調べておいて下さい。
本当にそこに進学することはなくとも、
ちょっとでも興味があるならば、こういうことをやっているんだ、
ここに入るにはこのぐらいの成績が必要なんだ、
理系・文系じゃないとダメなんだ程度でも構いません。
まずは知っておくことです。
そうすれば、本当に知りたいと思った時に、
どこで何を調べられるかがわかっているか、
わかっていないかだけでも差がつきます。
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