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長年学生を見ていて、進級・進学の明暗を分ける兆しといいますか、
予兆、前兆のようなものを感じたことがあります。
もちろん、たかだか40年、見てきた学生も千数百人もいるかいないかですが、
それでも多くの中高一貫校生を見てきた上での一つの意見として
聞いて下さい。
進級・進学に対して、時たま、どう見ても進級・進学が危ないと思える方が、
進級・進学できたり、その逆のこと、進級・進学に問題なさそうな方が、
進級・進学できないこともありました。
その明暗を分けているのが、最終的に、“自分で”“何を”“どこまで”をやるか、
“自分で”決めて、“自分で”やるかどうかにかかっていると思います。
この“何を”“どこまで”の判断がうまい方と、“自分”の確立ができている方が、
最終的には進級・進学できると思います。
“何を”“どこまで”の判断は、自分の成績や今までのテストの点数、
そしてどう勉強してきて、どのくらいの点数を取ってきたかという経験、
これらを網羅して、自分の中の直感に従い、それを信じれるかどうか。
“自分”の確立というのは、その直感によって出した答えを、
一体“誰が”やるのか、よくわかっているかどうかです。
よく学生から勉強の相談をうけますが、
実によく“勉強”のことを考えています。
意外に思うかもしれませんが、私からみても、
そんな方法があったものかという“勉強法”を知っていたりします。
友達から、参考書・本などから、TVなどのメディアからの知識なのか、
わかりませんが、実によく“勉強法”や“勉強の仕方”を知っています。
ですが、ほとんどが、“他人事”“願い事”のように言われています。
要するに、知っているのに、それを“自分”がやるかどうかは
別問題として、考えているわけです。
いろんな方法、知識があるのに、それを活用しようとは考えない、
継続しようとは思わない、(テストの点数という)結果が出るまでやってみようと思わない。
ほとんどが途中で終わってしまうようです。
その上で相談をされるのでしょうが、この相談に、明確な答えを出すことは不可能です。
なぜなら、まだ実行している最中の進行形、あるいはまだ実行せずの未来形の質問に対して、
どうなるか答えを出せるのであれば、預言者です。
結論が出るまでやってみなければ、誰も答えを出せません。
よく私が、宿題などをある期日までに“やり切って”下さいというのはこのためです。
そして、その期日にできない(という結果が出た)のであれば、次の期日と、
その期日までにどんなことが予想されるか、どう対処したほうが良さそうか、
アドバイスをしているだけです。
ところが、ほとんどの方がこの忠告・アドバイスを聞き入れず、
嫌味で言っていることが予言どおりになってしまいます。
塾生からは、よく(自分がやってこないことが)わかりますね、わかりましたね、
といわれますが、これはわかっているわけでもわかっていたわけでもなく、
想定される範囲でのことを大げさに言って、できるだけやってもらおうとした結果が、
予言になってしまうだけです。
むしろ、あれだけ言ったのに関わらず、本当にやってこないで、
一体どうしようと考えているのかが知りたいくらいです。
もちろんその問いに対して、返ってくる言葉のほとんどが、
「何も考えていませんでした」です。
こういったことが、“自分”の確立ができていないといえます。
皆さん、やる気、やる気と、やる気が出ないからやらない、やれないとよく言われますが、
やる気が出ようが出まいが、最終的には“自分”がやらなければ、
誰も“自分”の代わりにはなってくれません。
それに気付いているのか、気付いているけど逃げているのか、逃げたいのか、
どう思われているかは皆それぞれだと思いますが、
その意識の違いが、そのまま進級・進学時の決意・覚悟に関わってきます。
そういった根底の心理部分に関して、精神論・根性論だと言われてしまうと、
結局は勉強は根性だ、やる気だと思われてしまうかもしれませんので、
それをそうだと思われる方には、そうだと言っておきます。
色々な計画を、自分で立てて、創意工夫をして、一つの結果に向かって、
毎日、決まったことを、“自分が”“自分で”やること、やり切ることに、
根性だ、やる気だということが必要なら、根性をやる気を出して下さい。
少し、話が脱線してしまいましたが、
進級・進学に関わらず、今後のあなたの進路、将来、未来において、
必ずこの“自分が”“自分で”やる時が、やってきます。
それが自発的であることを望みますが、強制的にやってきた時、
逃げることができない状況になってしまった時、
困ることのないように祈ります。
願わくば、失敗しても許される、とり戻すことのしやすい学生時代に、
なるべく多く経験することをオススメします。
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