今年の目標を振り返ってみて・・・

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二学期期末テストが終わると、

１２月も残すところ約２週間とちょっととなり、

冬休みまで、クリスマスまで、大晦日まで、年明けまでと

カウントダウンとなると思います。

テスト前の２週間とはうって変わって、気付いたら、

一日が終わっている、そんな２週間となっていくと思います。

この時期、よく提案していることなのですが、

今年の目標をよく思い出して、振り返ってみて下さい。

「今年」ではなく、「今年の目標」をです。

今年の目標は、いつまで覚えていましたか、いつから忘れましたか、

変わりましたか。

信念を曲げずに、目標を達成できた方を除いて、

大変失礼ながら、「ほとんどの方」が目標達成が難しかったのではないでしょうか。

そのほとんどの原因が、今年の目標の「目標そのもの」を

ついうっかり忘れてしまうことだと思います。

多くの人が、目標を忘れてしまいます、覚えていないのです。

これは学校の勉強、テストで、「覚えていない・忘れてしまった」なんかよりも、

危険なことだと思います。

このブログでは、学校の勉強やテストのことを揶揄して、

“たかだか”“ごとき”“社会に出て直接役に立つものではない”などといった

書き方をしておりますが、その典型的な例が、この目標を忘れる・覚えていないことの

ほうが重要であることだと思います。

もちろん学校での、勉強や部活動での目標はあったかと思いますが、

皆さんが普段公言される、あるいは密かに思われている、

「社会に出て役立つ勉強・知識」「自分の夢や将来・未来で役立つ勉強・知識・経験」

などにおいての“目標”は達成できておりますか？

達成どころか、覚えていましたか？ 忘れていませんでしたか？

今、こうやって言われて“思い出せた”ことが、

「忘れていない」「覚えていた」ではありません。

忘れずに、覚えていての、この一年を過ごしたかどうかを、

聞いています。

若い皆さんには、無限の可能性と未来・将来が、与えられています。

その可能性、その未来を誰も否定することはできません、

４月、“その時は”。

そして迎えた今年１２月、年末。

果たして、その無限の可能性を、未来・将来を、否定する言動・態度・姿勢を

取ったのは誰だったのか。

周りの皆が邪魔をした、親御さんがうるさかったから集中できなかった、

学校で、授業が、行事が、部活が、テストがあって、忙しかったなどなど。

だから、自分の目標を達成できないのは、自分以外の他人のせいだと思うのであれば、

それこそ、「社会に出て“最も役に立たない”勉強・結論・考え方」だと言っておきます。

今は子ども、今は学生だから、そんな戯言を許してくれる人、

学校の先生、友達、そして最後の最後まで信用して最大限許してくれる

親御さんがいるかもしれませんが、

社会に出れば、その言動・態度・姿勢を示す方に対しては、

誰一人として、そんな人の味方になってくれないでしょう。

この年末に改めて、少し厳しい言い方をさせて頂きます。

学生時代は、学生の内は、無限の可能性と未来・将来をどうするかの

「機会」と「時間」が与えられています。

その機会と時間を、どう使うか、どう生きるかが、

「社会に出て、役立つ勉強・結論・考え方」となります。

その実験を、研究をできるのが学生時代です。

多少の失敗しても許されます、“次”を期待されて、“次”を与えてもらえます、

“次”に進めさせてもらえます。

しかし、その環境に、その優しさに、甘えてばかりで、

いつまでも、そこに留まることは許されません。

いずれ、「時間」が追い立ててきて、「機会」が減ってきて、

最終的には、「選択肢」が決まるものとなります。

その責任が一気にやってきます。

期末テストを終えて、今週面談がある方は、そのことがよくわかると思います。

時間が過ぎ、機会がなくなって、用意された選択肢が、多いのか少ないのか、

その「結果」「責任」がやってきます。

今年を振り返れば、自分自身で“ある程度”「わかっている」ことでしょう。

たかだか、ごときの学校の勉強、テストであーだこーだというつもりはありません。

今は嫌味に聞こえるかもしれませんが、

皆さんには無限の可能性と将来・未来が“まだ”あります。

ぜひ、今年を振り返ると同時に、「今年の目標」も振り返って思い出してみて下さい。

たかだか、ごときの学校の勉強、テストよりも大事な自分の夢や将来・未来が、

たかだか、ごときの学校の勉強、テストよりも“達成”できているのかどうか、

たかだか、ごときの学校の勉強、テストと同じくらいなのかどうか、

たかだか、ごときの学校の勉強、テストより、やれているのかどうか。

学校の勉強やテストを軽んじるのであれば、

“そのくらい”のことを考えるのが、「当たり前」と、

社会に出れば、いえ、社会に出る前の段階で、

社会が、世間が、そういって突っぱねてくることになるでしょう。

情報化・記録化が進めば進むほど、「なぜ、わからなかった」

「なぜ、知らなかった」「なぜ、知ろうとしなかった」「なぜ、やらなかった」と

言われることが多くなるでしょう。

その度に、ふてくされて、すねて、そういう相手を嫌いになってが続く限り、

「時間」と「機会」は減っていき、「選択肢」と「権利」が少なくなっていくことでしょう。

今後、精神論や根性論も否定され、効率的、合理的、無駄なくが進めば、

より、厳しい世界になっていくと思います。

うざい大人達だけでなく、同世代の友達、そして自分の後輩も、

そうなった時に、「自分」がどこまで追い込まれることになるのか。

それに気付いた時には、「なってみてわかった」時には、

遅かった、今風でいう、「詰んだ」とならないようにしておくことを

強くオススメします。

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