中学2年の終わりから、中学3年の初めまでに、
行きたい高校をはっきり決められる、
または決めている方はほとんどいませんでした。
多くの生徒さんがそうだと思いますが、
大抵は中学3年の1学期の終わり、または2学期の
三者面談をしてから、志望校を考えられると思います。
私が思うに、これでは遅いと思います。
受験をする場合、できるだけ早く、受験する
高校に対しての意識を持つことが大事だと思います。
これは生徒自身もそうですが、学校側も父兄の方々も早い段階に、
真剣に、考えるべきだと私は思います。
そこで多くの方が勘違いされるのが、
高校の選択方法です。
私は、まず生徒の実力ありきだと思います。
中2年の段階で、自分の子供が、生徒自身が、
今の自分の実力をはっきり知ることが、大切です。
もちろん、中学時代の生徒さんは、
成長期ですし、知識の吸収力が高いので、
中学3年の夏休みから、本気で勉強すれば、
大抵は志望校に入れると思います。
だからこそ、志望校を決める前に、
自分の今の実力を知ることが大事です。
これは某有名塾などで、全国模試や実力テストなどを実施していますので、
それを参考に偏差値などを一度確認されたほうがいいです。
その上で、まず「行ける高校」を探します。
それもこんな風に分けてみるといいです。
今のままの実力で(現状の偏差値で)「行ける高校」
今のままの実力で、かつ内申点をキープすれば、推薦で「行ける高校」
(さらに奨学金をもらえる高校も調べておくとベストです)
本気で勉強すれば、「行ける高校」
(これは偏差値で測るのもどうかと思いますが、
偏差値+10~15ぐらい上の高校を選んでも問題ないと思います)
こうして、リスト化しておくと、目標が現実的になり、
学校や塾の先生に言われる前に、自分の行ける高校を知ることができ、
そのための対策や対応も早めに相談できます。
さらに、
「なんとなくだけど、名前を知っている高校」
「自分の家から近い高校」
「今やっている部活が強い、おもしろい部活がある高校」
など、自分の好みに合わせた高校を調べておくこともオススメします。
今、「行きたい高校」ではないかもしれませんが、
自分の中で上記のような高校一覧を
作っておくと、選択肢の幅が増えます。
大抵の方が、受験は嫌だなと思うのは、
こういった選択肢を自分で作っていないからだと思います。
先生に言われて、初めて自分が「行ける高校」を知って、
なんとなくその高校を志望校と決めて、
なんとなく勉強する。
これでは嫌だと思うのが当たり前だと思います。
さらに先生や親御さんに言われるがまま、
選択肢が少ない中で、受験をするのは息苦しく、
不安になり、どんどん勉強が嫌になっていきます。
上記のように選択肢がいっぱいあればあるほど、
その不安や息苦しさは解消されます。
「行きたい高校」がない状態なら、
選択肢(上記のような高校のリスト)を
増やしておくことをオススメします。
また、この調べる作業に関しては、
塾の先生や、親御さんに頼むのは
止めておいたほうがいいでしょう。
必ず自分でリストを作るべきです。
面倒な作業かもしれませんが、
「行ける高校」の偏差値=「全国模試」の
結果の偏差値より低い高校と単純化して、
ただ単純に一覧を作ればいいと思います。
そうすると、自分の今の偏差値で、
「行ける高校」がここまであるのか、
逆にこれしかないのか、ということもわかります。
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