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期末テストが終わると、生徒の皆さんはほっと一安心していると思います。
学期末テストが終わったのですから、テスト終了日は思い切り遊んでも
構わないと思います。
それこそ勉強のべの字も思い出さないくらい遊んでいいと思います。
そして、遊びきって、家に帰って、夕食を済ませ、風呂に入り、
寝ようとする、その時に、成績が返された後の長期休みのことを考えて下さい。
本来はテスト終了とともに、長期休みの計画が始まっているのですが、
そこまで用意周到に計画が立てられている方はほとんどいないと思います。
ですので、ぜひ、今日遊びきってすっきりして、明日も遊びほうける、
その前に、少しだけ頭もすっきりさせておきましょう。
宿題が出そうな教科は？ 今回、点数が危なくて、補習になりそうな教科は？
成績はどれくらいか？ 成績が良かったらどうする、悪かったらどうする？
漠然とでも、方向性だけでも、願望でも構いません。
先々のことを、ちょっと真剣に考えてみて下さい。
今後もそうですが、自分の行動に、信念に、進路に答えが決まっていると、
次に移る行動も早くなります。
例え勉強ができなくとも、成績が悪くとも、
自分の行動の道しるべがきちんとできている方、
考えられるほど、失敗が少ないです。
何気なく、何も考えてなく行動すると、不安や焦りが多くなり、
自然と失敗を重ねていきます。
いずれわかることですが、わかったときに、取り返しがつかない状況では、
誰も助けられません、もちろん自分自身がどんなに頑張ってでもです。
そうならないようにしておくことが重要な勉強となります。
といっても、こればかりは“なってみないと”わからない方が多いです。
それならば、“なった時と仮定して”考えてみることをオススメします。
“学校の宿題なんて出さなくていい、テストで良い点取れればいい”
“どうせ適当にやっても、進学・進級させてくれるんだろう”
“別に学校辞めてもいいし”などという方が多いですが、
保険としての進学が、未来がある中高一貫校生ほど、
“本当にそうなった時”に絶望します。
受験校や進学校、他の一般校では、元々保険がないので、
進学できなくとも“チャレンジが失敗した”“また頑張れば”“別の学校を”
と考えます。
この差は、近いところでは高校受験、大学受験で必ず出てきます。
そして、大学時代、就職活動の時も、社会に出てからも付きまとってしまいます。
もちろん、そこから奮起して頑張ってきた方々も少なくないですが、
多くの方が、苦労されているのが現状だと思います。
脅すわけではありませんが、特に中高一貫校生は先々のことを考えることと、
リスクを知っておくことを考えない・放棄すると、悲惨な結果となることを
よく理解しておいて下さい。
そこまで難しく考えなくとも、テストが終わった日の夜には長期休みのことを、
ちょっとでも構いませんので考える・イメージしてみてください。
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