学年末テストを終えて、テストが返却され、落ち着いてきたら、
一年間のテスト結果を見直してみましょうと提案します。
中高一貫校では、基本的には「成績」、これで進学・進級が決定します。
だから一回一回のテスト結果なんて関係ないと思われるかもしれません。
それも終わったテストの結果のことなんて、テスト用紙すら、解答用紙すら、
もうないと言う方もいるかもしれませんが、
そこを部屋を整理するついででも構いませんので、ぜひ過去のテスト用紙・
解答用紙を掘り起こしてみて下さい。
掘り起こしたテストを見て、改めて、自分はどの教科を何点取ったのか、
どんな問題を間違えたのか、今やってみて解けるかどうか、
暇つぶしがてらで構いません、確認してみてください。
そうして、「今思えば、見返せば、なんでこんな問題、なんでこんな点数・・・」
といった思いが出てくるはずです。
逆に、自分はこんな(低い点数を取る)のが当たり前、と納得して、
あきらめてしまう方もいるかもしれませんが。
そのテストには、過去の自分が、自分の思いが残っているはずです。
それを忘れないためにも、もう一度見返して下さい。
と、精神論の効果はここまでとして、
次に、具体的にやってもらいたいことがあります。
それは「自分分析」です。
テストの点数の上がり下がり、各テストの正答率は? 4択問題の正答率は?
記述問題の正答率は? 間違えた箇所の傾向は? など、
そこには必ず傾向があります。
この傾向をつかむ作業を行うのは、春休みが最適です。
新学年になってしまうと、「学年が変わる」=「自分“も”変わった」と
勘違いされる方が多いです。
実際に気持ちの上では、今学年こそ、勉強に、部活に、プライベートに、趣味に
充実した学校生活を送ろうと心機一転しているかもしれませんが、
過去の自分を知らずして、変わろうと思っても、何も変わることができません。
そんなことはないと言う方は、毎年経験されていると思いますが、
じゃあ、「具体的に」「どこが」「どう変わり」
その結果「どうなった」とはっきり示せるでしょうか?
別にこれは、上記のようなテストの結果だけのことでなくても構いません。
むしろ大人になれば、テストなんてありませんから、何か別のことで
示せるのであれば、それでも構いません。
ただ、“学生時代”は、“テスト”というわかりやすい指標があるから、
それを使って、示してみてはいかがでしょう。
回りくどく書きましたが、一年間のテスト結果を見直すことで、
分析することで、過去の自分をデータとして見た時、
次学年の自分の成長を、変化を、確認しやすいということです。
ぜひやってみて下さい。
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