勉強に限らず、何かをする時は、
区切りをつけないことです。
計画を立てる時は区切りをつけろと言ってきましたが、
毎日日課のようにやる勉強に限っては区切りをつけてしまうと、
達成感で満足してしまい、そこでぱったりと集中が切れてしまいます。
勉強をする時は、今日やる分+αが必要です。
+αはなんでもいいのですが、
出来れば、明日の日付、明日やるところの
簡単な目星(どんなことをやるのか、どこのページを
やるのかを、羅列するなど)をつけてみてください。
こうすると明日の分のノートのところが空白ではなくなり、
勉強の途中であることに気づくと思います。
これを続けていけば、だんだんと、ノートの空白を
埋めていくのが楽しくなると思います。
勉強は、勉強を楽しむのではなく、そういった誰でもできることで
楽しむほうがいいと思います。
勉強を楽しもう楽しもうとして、逆に追い詰められる生徒を
何人も見てきました。
長い経験から、人生の先輩として、言わせてもらいますが、
勉強が楽しいということは絶対ありません。
しかし勉強を楽しむ方法はあります。
一番良いのは知ること、解くこと、覚えることを
楽しめるといいのですが、これができる人は、
勉強が楽しくないなどと思うこともないでしょう。
勉強が楽しくない、できないという方は、
勉強を勉強と思わないように、まずは作業を楽しむべきです。
作業、上記の自分ノートの作成で言えば、
ノートの空白を埋めていく、絵本を描くつもりで
ノートを色とりどりにしてみる、覚えた漢字を使って
俳句や短歌、小説などを作ってみる、教科書にはない歴史を
作ってみる(織田信長は本能寺の変で実は死んでいなかった、その後の歴史はこうなる!)など、
自分用のノートですから、先生にも親御さんにも
見せることはないので、書きたいようにやりたいようにして、
楽しんでください。
歴史・国語の教科書の人物写真に落書きするのなら、
教科書に名前しか載っていない人物の顔やイラストを
書いてみたりするのもいいでしょう。
とにかく自分用の勉強ノートをいっぱい作って並べてみたい!
という方は、1ページに一文だけ書いて、
どんどんノートを使ってしまいましょう。
その日の気分に合わせて、縦書き、横書き、英語で書いてみたり、
数字を暗号にしてみたり、自分にしかわからない新しい字を作って
書いてみたり、いろいろやって構いません。
一見勉強とはかけ離れたばかげていることをしながら、
その内容が教科書・参考書に載っていることなら、
どんな風にアレンジしてもいいと思います。
これが自分用のノートの特権です。
好きに書いていいんです。
但し、これを学校用のノートにやってはいけません。
先生に怒られてしまいます。
私個人はそういう個性あるノートのほうが好きですが、
やはり人に見せるノートは人が見てもわかるようにしてください。
そうして作った自分ノートはテスト前、つまらない、やる気が起きないと
いう時に、威力を発揮します。
作っている時楽しいノートは、後から見返しても
楽しくて、覚えやすいノートになっているはずです。
自分ノート作りは勉強ではなくアート・芸術作品だと
思えば、毎日楽しくできると思います。
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