毎年起こることなのですが、生徒自身が勝手に
“1学期・2学期の範囲はテストに出ない”
“1学期・2学期の範囲がテストに出ても大丈夫、絶対解ける”
と思い込み、塾でもその範囲の復習を拒否する方がおります。
学校の先生が、テストに出さないと言ったのかもしれませんし、
1学期・2学期では確かに点数を取れているので、後回しにしても
良いとは思うのですが、仮に1学期・2学期の範囲が学年末テストに
出題される場合の、その得点のことをよく考えてみて下さい。
1学期・2学期の範囲が出題された場合、5~10点分しか出ないと
いうことはありえません。
少なくとも20点、多ければ30点ほどの配点がされます。
この20点、30点をないがしろにしないで下さい。
むしろこの、20点、30点こそを確実にとりにいくようにしましょう。
3学期の学年末テストは救済のテストとなっておりますが、
3学期から頑張り始めた方が勘違いされるのが、
頑張り始めた“3学期の範囲”を重視することです。
もちろん、頑張った3学期のことなので、テストで点数を取りやすい、
勉強しやすいかもしれませんが、そうなってくると問題になるのが、
この“1学期・2学期の範囲の20~30点分”です。
わかりやすく計算してみましょう。
3学期頑張った方が、3学期の範囲だけ勉強して、最高取れる点数は、
70~80点です。
なぜなら、3学期の範囲の配点がその点数だからです。
しかしながら、1・2学期とサボった方がいきなり正答率100%になることは
現実離れしておりますので、良くても70%の正答率として考えると、
49点~56点となってしまいます。つまり60点に届かない。
これは“3学期”頑張った方にとっては、つらい得点だと思います。
なんだ、頑張っても結局この点数しかとれないんだ、
勉強頑張るって意味ないことじゃないか、と投げやりになってしまう。
それでは、頑張った意味が、努力が、もったいないです。
先ほどの点数、49点~56点、これに1学期・2学期の範囲の20~30点分が
加わった場合をよく考えてみて下さい。
69点~86点まで一気に得点が変わります。
この“1学期・2学期の範囲の20~30点分”がどれほど大事かがよくわかると思います。
ちなみに、この学年末テストで、点数を落とす方の多くが、この1学期・2学期の
範囲の20~30点分を半分以上落とします。
つまり、1学期2学期と点数ソコソコ、成績ソコソコで、まぁうまく切り抜けてきた方が
この1学期・2学期の範囲の20~30点分で引っかかってしまっていることとなります。
抑えるべきところを抑えておくこと。
このことを実感するのが、学年末テストです。
この3学期を真面目に頑張ってきた方ほど、サボった1学期・2学期の範囲も
必ず抑えておいてほしいです。
教科書・参考書・問題集を1からというのは時間がないと思いますので、
4回の定期テスト、このテスト問題だけで構いませんので、
一度見直す、答えを丸暗記でも構いません、できればもう一度解いてみて下さい。
そうして、テスト前日に、さらにもう一度だけ、見直して下さい。
3学期は頑張った、3学期は授業がわかった、3学期は・・・と
3学期にのみこだわるのではなく、サボった1学期・2学期も、
過去の自分もきちんと反省し直しておきましょう。
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