長期休みの終わり、次学期に向けて準備を進める方に、
やってもらいたいことがあります。
それは次学期の授業の範囲をざっとでも目を通すことです。
普段勉強しろ勉強しろとうるさく言われて読む、見る、
教科書・参考書は面白いものではないと思います。
長期休みの宿題も終わり、余裕があり、親御さんにも先生にも誰に言われるわけでもない、
この時間に、教科書を読む、見ると新しい発見をゆっくり見つけることができます。
これは別に予習をするぞ!と意気込んで見る必要はありません。
文庫本や資料集、辞書を何気なく見るような感覚で構いません。
これから何をやるんだろうかな~、
この辺りに書いてあることはさっぱりわからないな、
この写真やイラスト、絵、図はおもしろいな程度で目に触れる、
頭の片隅に留めるくらいでいいです。
その行為が後々になって活きてきます。
日常生活でもそうですが、朝起きる時、歯を磨く時、顔を洗う時、
ご飯を食べる時、お風呂に入る時、それらの行為をする時に、
さぁこれからこういうことをやるぞ!と意気込む方はいないと思います。
やるのが当たり前、習慣になっているから、特別考えなくても、
自然にできる、自然にその行為をすることを覚えている。
これが勉強の理想です。
教科書をすらすら読んで、あー見たことあるな、なんか自然に頭の中に入ってきて、
覚えちゃうなとまでいったら、もう改めてテスト前に勉強なんかしなくてもいいでしょう。
さすがにそこまでになれとはいいませんが、長期休み中の余裕がある時に、
意気込む必要がない時に、必死になってまで覚える必要がない時に、
教科書や参考書を読んでおくと、教科書を読むのが苦だ、面倒だと思う、
その思いを少しでも取り払えます。
逆に言えば、こういう時でしか取り払えません。
学校が始まる、テスト前になると、ぼけーと教科書を眺めるなんてこともできず、
ただただ覚えなきゃ、面倒だな、苦しいな、忘れたら怒られる、テストで点数が
とれなくなるな、などと余計なことを考えはじめます。
こんな状態の頭では、覚えられるものも効果的に効率良く覚えられません。
むしろ、授業なんて関係ない、テストなんてどうでもいい、この時期だからこそ、
教科書や参考書を何気なく見て、暇つぶしをしておくと、
実際に授業が始まった時、テスト前になった時、内容を意外なほど鮮明に思い出します。
少なくとも、ああこの辺りのことはよくわからなかったんだよな、
じゃあ授業中きちんと聞いておこう、テスト前重点的に覚えよう、
という授業中、テスト勉強中の一つの指標・基準とすることができます。
自分の勉強の指標・基準があると、勉強を格段に効果的・効率的にできるようになります。
長期休み宿題が終って余裕がある方はぜひ試してみてください。
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