小中学生の方の中には、なぜ前の学年の復習などやるのかという方もおりますが、
理由を言いますと、小学校時代・中学時代に習ったことを、高校になってもやるからです。
むしろ、それよりも“つらい・ひどい”と言いますか、
“小学校・中学で習っていることが当たり前・できて当たり前”という形で、
より深い、より詳細な内容で、より速く授業が高校では進みます。
受験生の場合、受験の際に嫌でも一通り“復習”しますが、
中高一貫校生の場合、自分で意識的にやるか、塾で教わるかしない限り、
小学校・中学時代に習ったことを“復習”する機会がありません。
この差が、そのまま、授業に出てきて、テストに反映されます。
当然なことですが、“小学校・中学で習っていることが当たり前”なことを、授業で
先生にさらりと言われて、わからないとなると、そこで授業の理解が止まります。
理解が止まっても、家で再度確認して、なんとか授業に追いつこうとするならいいのですが、
多くの方は、“大したことないだろう”とそのままテストまで放置して、事態が悪化します。
そして、それがそのままテストの点数に反映されます。
それを防ぐためにも、中学時代は学年ごとに復習をされることをオススメします。
また、予習に関しては、春休みは特にオススメいたします。
理由は二つあります。
一つは、新学年になり、全く新しい単元・新しいことをやることが多く、
他の人より早く多くやっておくことで、その後の理解度が非常に高まります。
全く新しい単元・ことをやるので、最初の授業はゆっくりじっくりとなりますが、
4月も過ぎると、テストに向けて一気に速く難しくなり、4月の基礎をサボると、
5月・テスト前に苦しむことになります。
また、新学年になると、新しいクラスでクラスになじめず、精神的にも
不安定な時期となりやすいので、勉強に余裕を持たせることで、
少しでも負荷を減らすことができます。
二つ目は、教科の先生が変わった時の対応です。
教科の先生が変わると、授業もそうですが、テストの出題傾向がガラリと変わります。
当然、今迄やってきた授業対策、テスト対策が変わります。
先生も、新しいクラス・生徒向けにテストを作るので、試し試しのテストとなり、
極端に難しい・易しいテストになることもあります。
その時に対応できるのが、幅広く問題をやっておき、問題数をこなして理解も深めておくことです。
この二つの差は、一学期の中間テストの時に、数点~十数点でしかないかもしれませんが、
一学期の期末テストで大きな差となって表れます。
そして、この一学期の成績で、二学期、三学期の勉強の仕方、気持ちの持ち方が
変わってきます。
そういう意味でも、春休みは
自分を大きく変えることのできるチャンスの時期でもあります。
先のことをよく考えて、塾に行く・行かない関係なく、
ぜひ復習・予習されることをオススメします。
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