テスト前、生徒から「(テスト前)何をやればいいですか?」
とよく聞かれます。
あまりにもあっけらかんと聞かれるので、何を意図して、
聞いているのか考えることがあります。
私も含めて、塾の講師の方もそうですが、我々は学校の先生ではありません。
そして、学校の教育指導、教育概念、定期テスト、成績をどうこう言える立場ではありません。
上記の質問に関して、当然の答えとして言いたいのが、
学校の関係者でもない第三者の私たちが言えるのが、「わかりません」です。
こういうと、ほとんどの生徒が納得されませんので、
その言葉そのものはあまり使いませんが、
いくら何でも、その問いは、我々というよりも、
学校に対して、先生に対して、勉強に対して、
失礼だと思います。
もちろん、生徒側からすれば、そんな深く考えてなく、軽い気持ちで、
なんとなく問いかけたのかもしれません。
であればこそ、それは、第三者である塾、家庭教師、親御さんに聞くべきではありません。
“学校の先生”に聞くべきです。
もちろん、“学校の先生”に直接聞いても、明確な答えは教えてくれないこともあると思います。
そうなれば、次に着目すべきは、“学校の先生の書いたこと”=“学校のノート”、
“学校・先生が用意してくれたもの”=“教科書・問題集・プリント”です。
それらが、テスト前に確認し、見直し、覚えるべき教材です。
それ以上のものを求める学校・先生は少ないです。
受験校ならあるいはそうかもしれませんが、ほとんどの学校、
特に中高一貫校の学校では、学校で習ったこと、用意した以上のことを
求めることは、まずありえません。
それくらい、各学校・各先生で、学校での教育・授業に誇りを持っております。
そう考えれば、まずすべきことはわかると思います。
当然、学校のノートを見直し・まとめる・覚えるです。
これは教科書と取らし合わせてでも構いません。
定期テストにおいては、これが絶対必要条件と言ってもいいでしょう。
次に、同じくらい大事なのがプリントなど、先生が用意してくれたものです。
これもまた、抑えておかなければならないものとなります。
最後に問題集です。これは必要条件です。
問題集はあくまでも学校側が用意したものですので、
先生によっては、問題集を無視した問題を定期テストに出す場合もありますし、
逆に問題週から、そのまま定期テストに出す場合もあります。
学校の先生の性格、定期テストの傾向を見て、テスト勉強で重点を置くかどうか決めて下さい。
ここまで言われれば、“(テスト前)何をやればいいですか?”などという
質問がいかに、学校を、学校の先生を、定期テストを、ナメているか、侮辱しているか、
バカにしているかがわかると思います。
学校の授業をよく思い出して、まずやるべきことを、きちんと見据えて下さい。
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